CarryMeの第一次カスタムの仕上げとして(?)、購入当初から替えたいと思っていたフロントブレーキを換装しました。この純正ブレーキ、本当にびっくりするぐらい効きません。。。*1
勿論、フロントブレーキとリアブレーキをちゃんと握れば止まるし、CarryMeの速度域からすれば大きな問題ではないかもしれません。しかし、ブレーキは命に関わるパーツなので、思い切って交換することにしました*2。
インターネットで調べると、CarryMeのフロントブレーキをDIA-COMPEのBRS101に替える事例が多く見つかりました。しかし、今回のカスタムをお願いしたLORO世田谷の店員さんに「DIA-COMPEは横の合成が弱くて、たわみやすいから効きがよくない。加工が必要になる場合もあるが、Shimanoのロングアーチが一番よい。」と教えて頂いたので*3、ShimanoのR650をつけることにしました*4。ちなみに、このR650はアルテグラグレードだそうで、完全にオーバースペックのような気もしますが、CarryMeの規格が特殊過ぎて、換装できるパーツの選択肢が極端に少ないようです(実際、R650もそのままではつかず、ボルトを通す穴を若干大きくしたり、ネジを替えたりする必要があります)。
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さて、実際につけてみると、以下のような感じになりました。心配していたクイックリリースレバーとの干渉もギリギリセーフでした。また、帰りに30kmほど走ってみたところ、当然のことながら、純正のブレーキよりもよく効きます。勿論、ブレーキの性能をフルで引き出すには、ブレーキレバーの換装が必要になりますが、急にブレーキを効くようにするのも危険なので、しばらくはこれで様子を見るつもりです*5。
店員さんによると、CarryMeのホイールの角度が普通の自転車と異なるため、ブレーキシューが完全に磨耗するよりも前にタイヤとブレーキが干渉する可能性があるらしいです。その場合は、まだ溝が残っていても、シューを交換すべしとのことです(忘れないうちに、ここにメモ/笑)。
ちなみに、純正のブレーキは156gで、換装したR650が195g*6なので、39gの重量化です(あまり気にしていませんが、一応記録)。
なお、今回のカスタマイズにあたっては、以下のウェブサイトが参考になりました。
そして、以下は、これまでCarryMeに行ったカスタムのまとめです。短期間に、意外といじりましたね(笑) 他にもいじれるところ*7がいくつかありますが、とりあえずこれで一区切りです。
- 納車時
- チェーンリングを84Tから92Tに交換
- グリップをERGONのGS1に交換
- カーボン製のTOGSを装着
- キャスターホイールを純正よりも一回り大きいものに交換
- 納車後
- RIXEN&KAUL対応化
- 傷防止カバーを装着
- クイックリリースレバーを装着
- ペダルをFD-7に交換
- サドルをSelle SMP Hybridに交換
- フロントブレーキをShimano R650に交換(本記事)
*1:リア側のドラムブレーキはよく効きます。
*2:ただし、よく効くブレーキをつけていると、ジャックナイフの危険性が上がるので、注意が必要です。
*3:正確には、@tiny_seedさん経由で教えて頂きました。
*4:この店員さんは、私のCarryMeを30秒ほど見ただけで、再調整した方がよいところを複数発見し、その場でパパッと直してくれた凄い人です。
*5:余談ですが、純正のブレーキレバーは、ベルが一体型になっているところがユニークですよね。
*6:ショップで換装してもらったので、重さを測れませんでした。ただ、こちらのサイトによると、195gだそうです。
*7:大きなカスタムとしては、Speed Driveの取り付けが考えられます(今のところ、CarryMeに変速をつける予定はありませんが)。あとは、セラミックベアリングやチタンボルトへの交換、BBやクランクの交換、ヘッドパーツの交換、シートポストの交換などがあります(個人的には、CarryMeを無理に軽量化する必要はないので、走行性や安定性の増すカスタムだけ行えばいいかなと思っています)。