今年の夏はまとまった休みをなかなか取れないのですが、諸々のスケジュールの隙を突いて(?)、福島に1泊2日で行ってきました。まず、初日は新幹線で福島駅まで輪行。
そして、在来線に乗り換えて、飯坂温泉駅に移動。今日は、サイクルボールのふくいちコースを走ることに。
最初は、ふくしまスカイパークに向けて、ゆるゆると登っていきます。先日の富士いちもそうですが、スタート直後からアップなしで、いきなり登らされます(苦笑)
ふくしまスカイパークの次は、本日のメインディッシュである磐梯吾妻スカイラインの浄土平を目指します。(どこから計測するかにもよりますが)20km以上に及ぶヒルムライムで、途中から補給ポイントなどもなくなります。特に序盤の高湯温泉までの7.5kmは、平均勾配が8%程度*1。また、午前中から30度以上あって、日陰も少ないため、かなり身体にダメージが蓄積されました。。。
ボロボロになりながらも、何とか高湯温泉に到着。本来であれば、ここの観光協会の建物内にある自動販売機が利用できるらしいですが、今日(木曜日)は休み。。。水は多めに持ってきていますが、冷たい炭酸が飲みたかったです。。。
また、高湯温泉には無料で利用できる足湯があり、ヒルクライマーにも人気です。しかし、この酷暑の炎天下で屋外の温泉に入る気は起きません。。。そこで私は、道端に流れる水を頭からかぶり、アームカバーやグローブを濡らすことに(苦笑)
そこから浄土平まで約15km、炎天下をひたすら登り続けます。標高1000mの地点でも30度を切らないとは、、、今年の夏は恐ろしいです。
中盤の不動沢橋が近づいてくると、休憩所の標識があります。トイレのマークがあるので、(飲めるかどうかは別にして)水道がある可能性大なので、寄っていくことにします。
やはり飲めない水しかありませんでしたが、顔を洗って、再びアームカバーやグローブを濡らします。今日の気温もあって、予想外の消耗戦(苦笑)
ちなみに、少し高台にあるトイレの近くから見下ろすと、不動沢橋がよく見えます。
さらにそこから粛々と登り続け、残酷に照りつける太陽と波状攻撃のようにやってくる九十九折りを凌いでいくと、ついに磐梯吾妻スカイラインの絶景区間に到達。ここまでが本当に長かったです。。。
360度、日本とは思えない景色が広がっていて、ここまで登ってきた疲労や苦しみも吹っ飛びます。個人的には、渋峠よりも、こちらの景色の方が好きかもしれません。
絶景かな、絶景かな。
唯一の問題は、写真を撮りたい場所だらけで、なかなか先に進まないことですね(苦笑)
早く頂上に着いてほしいような、いつまでも走っていたいような複雑の気分を抱きつつ、浄土平に到着。徒歩でさらに上に行けるようですが、もはやその元気なし(軟弱)
当初は浄土平レストハウスでしっかりランチを食べていく予定でしたが、暑さにやられたのか、あまり食欲がないので、軍鶏汁のみを摂取し、飲料水を補充*2。
レストハウスを出たら、もう少し登って、1622mの道路最高点へ。しかし、なぜ総重量14kg(自転車11kg+Sバッグ3kg)のクロモリ小径車で登っているんでしょうね(今更)
このあとは、道の駅つちゆまで一気に下ります*3。下りで少し回復したのか(?)、ようやくお腹が空いてきたので、ここでランチ。地元産の舞茸やこんにゃくを使ったスペシャルセット。うまし!
腹拵えが済んだら、ふくいち後半のチェックポイントを巡っていきます。まずは、東北サファリパーク。
続いて、SEKIYA COFFEE&GOOD TIMES。Twitterで見かける自転車のドライブスルーは、ここにあったんですね。アイスコーヒーを飲みたい気分もありましたが、今回は先を急ぐことに。
次は、へたれガンダム。このあたりは平地メインなのですが、ちょいちょい数百メートルの登りが入ります。感覚的には、隣町に行くたびにプチヒルクライムという感じです。福島は、町や村の境にアップダウンがあるのでしょうか?
そのあとの萱場梨百年祭記念碑は、場所がよく分かりませんでした。サイクルボールの公式アプリのGPSが指す場所に行っても、見当たらず。あとで観光協会の人に訊いたら、「GPSの場所が微妙に間違っているらしい」とのこと。。。でも、近くまで行けば、アプリのチェックインはできます。
そして、最後のチェックポイントは、あづま果樹園。なんとここでは、季節の果物(いまは桃)を1つ無料で頂けます(感謝感激!) ついでに、桃ジュースを購入。
そのまま飯坂温泉観光協会まで走ってゴール。ここで最後のチェックインをしようとしたら、アプリがフリーズしたので、正確な走行距離と獲得標高は不明です。。。ただ、今回は完璧にコースをトレースして走ったので、公式サイトに記載されている距離110.6km、獲得標高2226mということにしておきます。
ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。最後になりましたが、今回のコースを作ってくださった方々に感謝いたします。