今回は、国道17号と国道18号を使って、東京から直江津まで走ってきました。直江津ツーリングは、『自転車でどこまでも走る~千葉から直江津へー自分の限界に挑む400Kmロングライド』という本を読んだときから興味を持っていました。この本では直江津に向かう複数のルートが紹介されていますが、初回は最もメジャーな「碓氷・妙高ルート」を選択。
自転車でどこまでも走る ?千葉から直江津へ 自分の限界に挑む400Kmロングライド (ラピュータブックス)
- 作者: のぐちやすお,五十嵐晃
- 出版社/メーカー: ラピュータ
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 単行本
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まずは、本郷あたりから国道17号に入り、戸田橋を越えて埼玉県へ*1。
埼玉県某市でガラガラの二車線の左端を走っていたら、右車線から車に寄せられて、「ゴラッー、歩道に入れ、クソガー」と、かつてない剣幕で怒鳴られました。。。ガラケーを持った女性が降りてくるかと思いました(苦笑) それはそうと、ファミリーマート熊谷石原店(66.01km地点)で最初の休憩。まだ全然疲れていないので、軽くスムージーを摂取。あと、ここのところ寝不足続きで、実は今日の出発前からフラフラだったので、眠気覚ましのガム(シュガーレス)を購入。
そのまま道なりに進んで、群馬県に突入。
高崎を過ぎたら、国道17号を離れて、国道18号へ。
すると、雨が降ってきました。。。(深谷市のあたりでも霧雨に降られましたが、今度の雨はわりとちゃんとした雨です/涙) 気温もどんどん下がって、寒くなってきましたし、碓氷峠にアタックする前に、セブンイレブン安中郷原店(124.12km地点)にピットイン。
そして、碓氷峠の麓で夜が明けたので(というか、そうなるように計算してきたので)、ゆるゆると登ります。
峠を登り切ると、そこは軽井沢。このときの気温は7度!*2 事前に天気予報で調べてきたので、アウターを持ってきましたが、想像以上に寒いです。。。*3 走行中はまだいいのですが、立ち止まるとブルブルと震えます(軟弱)
何か温かいものを摂らないと死ぬと思い(大袈裟)、ローソン軽井沢東店(149.79km地点)でホットコーヒーと肉まんを補給。どうでもいいことですが、軽井沢の子供達は反射ベストを着た人が珍しいらしく(?)、すごいジロジロ見られました(笑)
この時点では、(1) 直江津まで走る、(2) @lonelysoloaloneさんのように麦草峠に向かう、(3) 長野側から渋峠に登る、(4) 眠さが限界なので新幹線で帰る、の4択でした。正直、眠さがMAXでペダルを漕ぐ足に力が入らないし、走行中に意識が途切れそうになるので、もう帰ろうかと思いました。しかし、碓氷峠の途中で会ったローディさんと直江津の話をしたのを思い出し、国道18号を先に進むことに。幸い、軽井沢から先は、しばらく下り基調です。
長野県はとても大きいので、いつまでたっても終わりません(語彙不足)。しかし、歴史が好きな私には、興味をそそられる場所がちらほら*4。
また、千曲川沿いの景色は非常に美しかったです。自転車乗りに長野が好きな人が多いのも頷けます。
しかし、いつまでたっても、長野県が終わりません。。。ちょっと飽きてきたので(笑)、セブンイレブン長野綱島店(221.55km地点)で食事。このコンビニは、店内に机と椅子があって、よかったです*5。
このあと、事前に調べてきたルートでは、いったん国道18号を離れて飯山の方から回り込む予定だったのですが、国道18号をそのまま進んだ方が分かりやすいと思い、その場の気分でルート変更(安定の場当たり感)。しかし、途中で急に山道のようになり、「これは一体いつまで続くのか」というアップダウンを繰り返します。冷静に考えれば、それほどの登りではないのですが、終わりが見えないのでメンタルにきます(あとで調べたら、ここは野尻坂峠というみたいです。絶対に当初のルートの方が楽だったと思います。。。) 唯一の救いは、景色がいいことでしょうか。
野尻湖を越えると、ようやく下りになります。どんどん降って、新潟県に突入。ようやく長野県ともおさらばです(笑)
矢代川を渡ったところで国道18号を離れて、県道579号に入ります*6。県道579号に入ってすぐに、新幹線の上越妙高駅を通過。ここが直江津から一番近い新幹線の駅になります。
ちなみに、この時点まで、青看板に書かれている「上越」が直江津を指していると気がつきませんでした。。。(直江津が上越市にあるのは知っていたので、「まあ、近いのだろう」とは思っていましたが)*7
そのまま走って、直江津に到着。駅のすぐ近くの船見公園で日本海を眺めます。東京から約300km、眠気に耐えて、よく走ってきました(ロングライドは、技術や体力よりも精神力/笑)*8
当初は、直江津に泊まって、次の日に観光してから帰るか、新潟駅か金沢駅まで走ることも考えていました。しかし、明日の天気が微妙なので、大人しく帰ることにします。ただ、折角なので、駅前のお食事処多七で上越名物を食べていくことに。「上越ごっつぉ」というセットを注文し*9、上越のソウルフード(らしい)する天を単品で追加しました。どちらも非常に美味しかったです。本当は日本酒飲み比べセットも頼みたかったのですが、眠さが限界を突破して、食べながら寝そうになる状態だったので自粛しました(苦笑) 直江津にはまた来たいと思っているので、お酒は次回の楽しみにします。
本日の走行距離は、306.70kmでした。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。
*1:国道17号を高崎まで北上するのは、昨年春の高崎ツーリング以来かもしれません。
*2:先月もCarryMeで軽井沢に来ましたが、避暑地だけあって、東京よりもだいぶ気温が低いですね。
*3:直前に雨に濡れたのと、強風が吹いていたことが原因かと思います。
*4:長野を走っていると、四方八方山だらけなので、「あー、ここは守りやすいんだろうなー」と思います(笑)
*5:ロングライド時は全店に店内休憩スペースがあるミニストップを重宝するのですが、今回のルート沿いにはあまりないのです。。。
*6:実は、この交差点を通り過ぎて、その先から回り込んで戻ってきたのは秘密です(笑)
*7:いま調べたら、かつての直江津市と高田市は上越市になったみたいです。
*8:実際、走りながら何度も意識を失いそうになりましたが、ガムを噛むことで、何とか持ちこたえました。
*9:「ごっつぉ」はご馳走という意味らしいです。