先日、BromptonのPモデルが廃盤になると発表されましたが、最後の駆け込みで、Pステムを調達しました。というのも、(いまついている)SハンドルとPステムを組み合わせるのが最も前傾姿勢のきついポジションとなるからです。私は、Bromptonのアップライトな乗車姿勢に少し不満を持っていたので、Pステムの導入を前から狙っていました*1。
Bromptonのステムの補修パーツと言えばブラックが主流で、私が注文したときも最初はブラックが届くと言われていました。しかし、届いた箱を開けてびっくり。まさかのレッド。。。いや、さすがに、ライムグリーンのフレームにレッドのステムは前衛的過ぎるでしょう(笑)
しかし、もう「ブラックの在庫はない」ということなので、色を塗ることにします。最初は業者に発注して、ライムグリーンに塗ることを考えましたが、わりといいお値段だったので断念。。。そして、ブラックなら自分で塗れるのではないかと思い、すぐ近くのホームセンターまでひとっ走りして、スプレーを購入。
天気もよかったので、Bromptonの面倒を見て頂いているショップ(の前)で塗ろうとしたら、お店の方が塗ってくださるとのこと(私が塗るとひどいことになると思われたのでしょう/笑)。素直に、ありがたくお願いすることにしました。しばらくすると、「わりとうまく塗れた」というお知らせが届きました*2。
その後いろいろあって、しばらく時間がたってしまいましたが、今日、ようやくPステムに換装したBromptonを回収してきました*3。SステムからPステムに替えると、はっきりと前傾が深くなり、乗り心地も変わります*4。
一般的に、「Pステムにすると、Sバッグがつかなくなる」と言われ、(何らかの加工をして)フロントキャリアブロックを前に出す、Sバッグの取っ手の部分を切断する、ブレーキレバーをDIA-COMPEのMX-122などの安いものに交換する*5、などの対策が必要となります。しかし、私のBromptonはハンドル周りに純正品がまったくないせいか(笑)、そのままSバッグがつきました*6。私は、Sバッグの取っ手を切るつもりだったので、これは嬉しい誤算です。
あと、これはおまけですが、Bromptonのコロコロを怪しげな中華パーツに替えました。私のBromptonは、納車時からEバージョン化しているので、コロコロは単なる飾りでした(笑)*7 その割に坂道で微妙に転がるのが気になっていたので、コロコロをやめて、単なる自立のためのパーツと交換。
現在の仕様で、サイコンやベルなどの全てを含めて、8.76kgほどです。別にBromptonを無理に軽くする気はありませんし、クランクやブレーキレバーなどは(剛性を求めて)むしろ重いものに替えています(勿論、カーボンパーツはゼロです)。個人的に、(ガチのクライマーでもない限り)小径車は8kg台半ばが総合的に乗りやすいと思っています*8。
なお、今回のカスタムにあたって、特に参考になった記事は以下のとおりです。
*1:純正のPステムではなく、チタン製の中華ステムも検討しましたが、ステムにパチモンを入れると、歯止めが効かなくなりそうなので、自重しました。どうせ中華チタンを買うなら、フルのパチモンを組むときにします(苦笑)
*2:4〜5回、重ね塗りしてくれたみたいです。
*3:実は、変速まわりのトラブルもあり、そちらの修理もお願いしていました。
*4:余談ですが、現在のカラーリングを見ると、シートポストも黒くしたくなります。チタンをやめてカーボンにする気はないので、アルミで軽いものを探すか、チタンを塗るか。。。
*5:ちなみに、このMX-122は約1400円でペア90gという軽さです。Pステムと関係なく、安く軽量化したい人にはいいかも知れません。
*6:恐らく、ブレーキレバーをShimanoのBL-R780に替えたのが干渉しない理由だと思います。
*7:つまり、折りたたみ状態で転がせない、ということです。
*8:8.5kgまで削ってもいいかなとも思いますが、それはすぐにできるので、また気が向いたときにします。