ミニベロ迷走記

折りたたみ自転車に乗って、輪行やポタリング。さて、どこに向かっているのやら(笑)

伊豆半島一周

 今日は、Speed Falcoで、サイクルボールの伊豆いちコースを走りました。まずは、田京駅まで輪行し、未明にスタート地点のMERIDA X BASEへ。真っ暗だったこともあり、施設内のどこにあるのか、最初分かりませんでした*1

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 最初のチェックポイントである伊豆高原駅まで、約33km。サイクルボールの最難関コースだけあって(?)チェックポイント間の距離が長めですね。アプリを起動すると、スタート直後にいったん国道414号から外れて、狩野川沿いの裏道を走るように指示されます。これは交通量の多い道を避けさせてやろうというコース作成者の親心なのだと思いますが、めちゃくちゃ暗い上に、舗装も微妙なので、ナイトライドでは要注意。

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 少し先で国道414号に戻り、そこから県道12号へ。さらに、冷川ICのところから県道59号でコース最高地点の鹿路庭峠まで登ります。標高544mなので、単体であれば恐るるに足りませんが、伊豆いちは山岳ロングなので、早めにインナーに落として、クルクルと登っていきます*2。この道も暗いです(伊豆の道は、基本的にどこも暗いです/苦笑) 目の前をタヌキやイタチがちょろちょろと横切っていきます。

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 鹿路庭峠をサクッとクリアしたら、伊豆高原駅に向けて、一気に下っていきます。その際、住宅地を抜けるコースがありますが、夜中だと細い曲がり道が分かりにくいので要注意。駅には江戸城築城石という大きな石があるはずなのですが、真っ暗で何も見えません(苦笑) とりあえず、駅前の駐車場で撮影とチェックイン。

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 伊豆高原駅から次のチェックポイントである稲取漁港直売所こらっしぇまでは約13km。ここでも交通量の多い国道135号ではなく、一本中側の道が指定されていて、暗いです。。。そして、周囲の茂みに獣の気配があり、鳴き声なども頻繁に聴こえます。念のために速度を落として走っていたら、やはり目の前を鹿が横切りました。距離にして1〜2mしかなかったので、危なかったです。。。(汗) そして、国道135号に出て、少し走ったところで、セブンイレブン伊豆稲取温泉口店にピットイン。セブンイレブンアールグレイが最近のお気に入りです*3

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 一息ついたら、すぐ近くのこらっしぇにチェックイン。港なので、夜明け前でも漁師さんをちらほら見かけました。

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 次のチェックポイントの河津桜観光交流館までは約15km。海沿いの道を、細かいアップダウンを繰り返しつつ、走っていきます。

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 次のチェックポイントの道の駅開国下田みなとまでは約16km。日中であれば海が綺麗に見える区間ですが、今日は暗いので、波の音だけ(笑) ただ、せっかく下田に来たので、ほんの少しだけ寄り道して、ペリー艦隊来航記念碑へ。ようやく空が白んできました。

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 次のチェックポイントの道の駅下賀茂温泉湯の花までは約11km。まだやっていないので、すぐ近くのファミリーマート南伊豆日野店で補給。そろそろ補給ポイントが減ってくると思うので、このあたりでカレーを摂取。

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 次のチェックポイントの石廊崎オーシャンパークまでは約12km。海沿いの県道16号は、景色が最高ですね。

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 石廊崎オーシャンパークもまだ開いていませんでしたが、ゲートのところでチェックインができました。

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 次のチェックポイントの道の駅花の三聖苑までは約40km。石廊崎から先は、ネバーエンディングアップダウン。ひたすら登りと下りを繰り返し、山山山、丘丘丘。。。伊豆の山が本気を出してくる区間で、脚をガンガン削られます。しかも、あまり海が見えません。。。そして、海が見えるところは、強い向かい風。踏んだり蹴ったり(苦笑)

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 「もう坂は飽きた」、「いい加減にしろ」なとど心の中で文句を言いつつ、何とか先に進みます。松崎の街が見えたときは、「翼よ!あれが松崎の灯だ」とテンションが上がりました(意味不明) まあ、道の駅花の三聖苑は、チェックインと撮影だけで、サクッと通り過ぎましたが(笑)

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 さすがに少し疲れたので、セブンイレブン松崎町江奈店で小休止。本日2本目のアールグレイを飲んでいたら、トラックドライバーの人に話しかけられ、「その自転車で伊豆一周は無理でしょ」と言われました(苦笑) 

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 そのまま約10km先の加山雄三ミュージアム、その約20km先の土肥金山をチェックインだけで通過。まったくお金を落とさない系のサイクリストで申し訳ございません(苦笑)

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 加山雄三ミュージアムと土肥金山の間は、わりと景色が良いです。今回は予想外に天気に恵まれて、富士山がはっきりと見えました*4。ただ、恋人岬という難所があります。ソロライドの場合、非常に立ち寄りにくいです(笑)

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 土肥を出ると、すぐに旅人岬があります。「お、ここは立ち寄りやすいぞ」と思いましたが、よく見ると、オブジェが恋人っぽいので、遠目に撮影だけ。

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 土肥金山から次のチェックポイントである道の駅くるら戸田までは約18km。「伊豆いち最大の難所である石廊崎〜松崎を抜けたから、あとは余裕」と思っていたら、戸田の前後の山は結構やばいです(汗)*5

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 戸田の港に降りると、カニを売っているお店が多い印象。自転車でカニを買うのは無理ですし、海鮮丼を食べるという気分でもないので、そのまま道の駅くるら戸田にチェックイン*6。ここで見かけたトロボッチフライ丼を摂取。戸田港で獲れたメヒカリのフライ。「トロボッチ」、これはボッチでも食べやすいですね(笑) 孤独のトロ、、、いや、なんでもないです。

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 次のチェックポイントのNUMAZUサイクルステーション静浦東では約40km。最後の力を振り絞って山を2つ(?)越え、景色のよい展望台に立ち寄ったところ、地元のサイクリストの方と話が盛り上がってしまい、小一時間休憩*7。あとは、ほぼ平坦なので、アウターに戻して、30km/h以上で移動。最初、NUMAZUサイクルステーション静浦東が見つけられず*8、地元のおばあちゃんに訊いてしまいました。

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 最後に約7kmを走って、MERIDA X BASEにゴール。

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 公式アプリで測定した今日の走行距離は、220.3km、獲得標高は4571m(!)でした*9

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 ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。最後になりましたが、今回のコースを作ってくださった方々に感謝いたします。

*1:正面入り口に案内があるので、暗くなければすぐに分かります。あと、裏側の駐車場から施設に入ったのもよくなかったかも知れません。

*2:ちなみに、ここから戸田までインナーに入れっぱなしでした。平地は殆どないですし、下りは脚を止めて休んでいたので(笑)

*3:口がさっぱりするので、暑い時期のライドに最適。

*4:地元の人によると、今日の富士山は「あたり」だそうです。

*5:Ride with GPSの標高図を見ると、めっちゃ尖っています。。。

*6:無料の足湯がありましたが、家族連れで混んでいたので、スルー。

*7:年代物のクロモリロードに乗っていて、ミニベロの魔改造も好きという方でした。

*8:学校跡地の中にあって、校庭まで行かないと見えないので、少し分かりにくいです。

*9:Ride with GPSの獲得標高は多めに出るので、実際は4000mに届くか届かないかくらいではないかと思います。しかし、峠らしい峠が殆どないわりに、この獲得標高はすごいですね。どれだけアップダウンがあるんだという。。。

DAHONのマグネットを中華製に交換

 先日の福島遠征で、Boardwalkのマグネット(リア)を紛失してしまいました。DAHONのマグネットは補修用パーツとして購入できますが、わりといいお値段がします。。。そこで、中華製のマグネットと交換することに。ひとくちに「中華製のマグネット」と言っても、インターネットで調べてみると、何種類かあるようです。どれも数百円で大した値段ではないのですが(笑)、今回は安定の(?)litepro製品をチョイス。189円で、送料込みでも500円ほど。2週間ほどで届きました。

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 フロントとリアのセットですが、とりあえず、紛失したリアだけ交換*1。特に実用上の問題はなく、むしろ固定力(磁力)が純正のマグネットよりも強くて、いい感じ。

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 なお、今回のカスタムにあたって、特に参考になった記事は以下のとおりです。

*1:Speed Falcoのフロント側が傷ついているので、余ったフロント側をSpeed Falcoにつけてもよいかもしれません。

Bromptonのステッカー、ペダル、サドルを交換

 Bromptonは、微妙に不調なところがあるのですが、そろそろ秋に向けて復活させようと考えています。そこで(というほどでもありませんが)、ステッカー、ペダル、サドルを交換しました。

ステッカー

 まずは、非売品の素敵なステッカーを頂いたので、それをフレームに貼りました。それまで貼っていた純正ステッカー(黒)が少し傷ついていたので、ちょうどよいタイミングでした。

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ペダル

 これまで軽量中華ペダルを2年ほど使ってきましたが、やはり踏み面が少し小さいので、自宅に余っていたMKSのペダルに交換しました。ただ、右側がCompactで、左側がCompact Ezyという組み合わせです(たまたま両方持っていたので) 両方ともCompactにすると折りたたみ時に左側を(工具なしで)外せなくなり、両方ともCompact Ezyにすると多少重くなります*1。以下はそれぞれ、軽量中華ペダル、Compact、Compact Ezy、CompactとCompact Ezyの組み合わせの重量。

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 この交換で129gの重量化となりましたが、乗り心地や剛性の面では、MKSの圧勝です。

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サドル

 納車以来、Speed Falcoから外したfabricのサドルをつけていましたが、気分転換もかねて、TNIのLiteFlyカーボンサドルを取り寄せてみました。「ミニベロにショートノーズってどうなの?」と疑問に感じる面もなくはありませんでしたが、Bromptonへの装着事例もわりとあるようなので、試してみることに。この交換で119gの軽量化となり、ペダルで重くなった分をだいぶ取り戻しました。

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 乗り心地ではfabricに負けるとは思いますが、普通に使えるレベルかどうか、しばらく試してみたいと思います。

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 なお、今回のカスタムにあたって、特に参考になった記事は以下のとおりです。

*1:余談ですが、BromptonDAHONでは、折りたたみ時に邪魔になるペダルが逆なので、両方持っている人は、CompactとCompact Ezyの組み合わせがオススメです。

猪苗代湖一周

 昨日は、ふくいちをしたあと、福島に一泊しました。そして、今日は、猪苗代湖を一周することに。まずは、猪苗代湖畔にある上戸駅まで輪行*1

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 とりあえず、駅からすぐ近くの上戸浜で記念撮影。今日も天気に恵まれました。

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 上戸浜からは、反時計回りで猪苗代湖を走っていきます。湖の北側は、やや交通量が多いですが、湖がよく見えます。

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 目の前には磐梯山がそびえ立つ絶景。

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 距離は短いですが、猪苗代湖サイクリングロードというCRもあります。

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 CRの終点付近には、会津民俗館野口英世記念館などの施設があります。

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 ただ、私はそれらの施設には見向きもせず、たまたま見つけた河京ラーメン館猪苗代店へ(笑) 喜多方ラーメンを頂きます。

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 ラーメンを満喫したら、サイクリングを再開。十六橋水門などに寄り道しつつ、湖の西側へ。

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 なお、猪苗代湖一周コースの西側は補給ポイントがないと批判されていますが、セブンイレブン会津湊店というコンビニを発見(いったん湖沿いのルートから国道294号に出されますが、そのあたりにあります) ただ、私が走ったときは、この西側で強い向かい風に吹かれ、予想外に体力を使いました(苦笑)

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 向かい風に対して呪いの言葉を吐きつつ進んでいくと、黒森トンネルという素敵な名前のトンネルを発見。ここは、アルミやカーボンの自転車は通行不可ですよね?(笑)*2

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 湖の南端を周り、東側に戻るあたりから、また湖沿いのコースに復帰。

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 そろそろ冷たいもの(アイスクリームなど)が食べたいなと思っていたら、舟津公園内にある太田屋食堂でかき氷を発見。早速ブルーハワイを注文したところ、お店の方から「猪苗代湖一周ですか? シールありますよ」と言われ、猪苗代湖のシールを頂きました(多謝)

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 猪苗代湖の東側に戻ってきたら、ゴールは間近。上戸駅がある国道49号との合流地点に到達したら、猪苗代湖一周を達成です*3

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 一周したら、国道49号を(新幹線が停車する)郡山駅方面に走ります。猪苗代湖からだと下り基調ですが、わりと交通量が多く、トンネルなどもあります。運の悪いことに、途中の長いトンネル内でリアのマグネットを落としてしまいました。。。(何かを落とした音には気がついたのですが、トンネル内をトラックと並走していたので、停車することができませんでした)*4

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 標高が下がれば、相対的に気温は上がります。郡山市街は35度以上あって、とても暑かったですが、何とかゴール。本日の走行距離は、88.57kmでした。

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 ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:ここは無人駅なので、Suicaなどで乗ると面倒なことになります(私は、帰りに郡山駅清算しました。。。)

*2:Boardwalkはクロモリフレームなので、問題ありません(笑)

*3:正確に言えば、上戸駅は国道49号の一本裏道にあります。

*4:マグネットがなくても走行にはまったく問題がありませんが、少し輪行がしにくくなります。後日、中華製のマグネットをつけました。

浄土平ヒルクライム

 今年の夏はまとまった休みをなかなか取れないのですが、諸々のスケジュールの隙を突いて(?)、福島に1泊2日で行ってきました。まず、初日は新幹線で福島駅まで輪行

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 そして、在来線に乗り換えて、飯坂温泉駅に移動。今日は、サイクルボールのふくいちコースを走ることに。

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 最初は、ふくしまスカイパークに向けて、ゆるゆると登っていきます。先日の富士いちもそうですが、スタート直後からアップなしで、いきなり登らされます(苦笑)

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 ふくしまスカイパークの次は、本日のメインディッシュである磐梯吾妻スカイライン浄土平を目指します。(どこから計測するかにもよりますが)20km以上に及ぶヒルムライムで、途中から補給ポイントなどもなくなります。特に序盤の高湯温泉までの7.5kmは、平均勾配が8%程度*1。また、午前中から30度以上あって、日陰も少ないため、かなり身体にダメージが蓄積されました。。。

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 ボロボロになりながらも、何とか高湯温泉に到着。本来であれば、ここの観光協会の建物内にある自動販売機が利用できるらしいですが、今日(木曜日)は休み。。。水は多めに持ってきていますが、冷たい炭酸が飲みたかったです。。。

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 また、高湯温泉には無料で利用できる足湯があり、ヒルクライマーにも人気です。しかし、この酷暑の炎天下で屋外の温泉に入る気は起きません。。。そこで私は、道端に流れる水を頭からかぶり、アームカバーやグローブを濡らすことに(苦笑)

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 そこから浄土平まで約15km、炎天下をひたすら登り続けます。標高1000mの地点でも30度を切らないとは、、、今年の夏は恐ろしいです。

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 中盤の不動沢橋が近づいてくると、休憩所の標識があります。トイレのマークがあるので、(飲めるかどうかは別にして)水道がある可能性大なので、寄っていくことにします。

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 やはり飲めない水しかありませんでしたが、顔を洗って、再びアームカバーやグローブを濡らします。今日の気温もあって、予想外の消耗戦(苦笑)

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 ちなみに、少し高台にあるトイレの近くから見下ろすと、不動沢橋がよく見えます。

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 さらにそこから粛々と登り続け、残酷に照りつける太陽と波状攻撃のようにやってくる九十九折りを凌いでいくと、ついに磐梯吾妻スカイラインの絶景区間に到達。ここまでが本当に長かったです。。。

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 360度、日本とは思えない景色が広がっていて、ここまで登ってきた疲労や苦しみも吹っ飛びます。個人的には、渋峠よりも、こちらの景色の方が好きかもしれません。

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 絶景かな、絶景かな。

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 唯一の問題は、写真を撮りたい場所だらけで、なかなか先に進まないことですね(苦笑)

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 早く頂上に着いてほしいような、いつまでも走っていたいような複雑の気分を抱きつつ、浄土平に到着。徒歩でさらに上に行けるようですが、もはやその元気なし(軟弱)

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 当初は浄土平レストハウスでしっかりランチを食べていく予定でしたが、暑さにやられたのか、あまり食欲がないので、軍鶏汁のみを摂取し、飲料水を補充*2

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 レストハウスを出たら、もう少し登って、1622mの道路最高点へ。しかし、なぜ総重量14kg(自転車11kg+Sバッグ3kg)のクロモリ小径車で登っているんでしょうね(今更)

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 このあとは、道の駅つちゆまで一気に下ります*3。下りで少し回復したのか(?)、ようやくお腹が空いてきたので、ここでランチ。地元産の舞茸やこんにゃくを使ったスペシャルセット。うまし!

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 腹拵えが済んだら、ふくいち後半のチェックポイントを巡っていきます。まずは、東北サファリパーク

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 続いて、SEKIYA COFFEE&GOOD TIMESTwitterで見かける自転車のドライブスルーは、ここにあったんですね。アイスコーヒーを飲みたい気分もありましたが、今回は先を急ぐことに。

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 次は、へたれガンダム。このあたりは平地メインなのですが、ちょいちょい数百メートルの登りが入ります。感覚的には、隣町に行くたびにプチヒルクライムという感じです。福島は、町や村の境にアップダウンがあるのでしょうか?

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 そのあとの萱場梨百年祭記念碑は、場所がよく分かりませんでした。サイクルボールの公式アプリのGPSが指す場所に行っても、見当たらず。あとで観光協会の人に訊いたら、「GPSの場所が微妙に間違っているらしい」とのこと。。。でも、近くまで行けば、アプリのチェックインはできます。

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 そして、最後のチェックポイントは、あづま果樹園。なんとここでは、季節の果物(いまは桃)を1つ無料で頂けます(感謝感激!) ついでに、桃ジュースを購入。

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 そのまま飯坂温泉観光協会まで走ってゴール。ここで最後のチェックインをしようとしたら、アプリがフリーズしたので、正確な走行距離と獲得標高は不明です。。。ただ、今回は完璧にコースをトレースして走ったので、公式サイトに記載されている距離110.6km、獲得標高2226mということにしておきます。

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 ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。最後になりましたが、今回のコースを作ってくださった方々に感謝いたします。

*1:平均なので、ところどころ二桁の勾配になります。

*2:一応、パン2つと、羊羹2本、塩タブレットをいくつかは持参しています。

*3:道の駅の直前でいきなり登りになって、少し驚きましたが。