今日は、Speed Falcoで南房総を走ってきました。今回は諸般の事情で、都内の自宅からではなく、千葉市内からスタート。特に裏道などを使わず、国道16号を南下。
50kmほど走って、通りすがりのとしまやで朝御飯。千葉のソウルフードのチャーシュー弁当。今回は、バーベキューとのハーフ&ハーフ。
サクッと補給を済ませたら、再び南下。館山までの道は何度も走っているので、途中で寄り道をする予定はなかったのですが、、、何となく、竹岡のヒカリモに寄ってみます*1。心の清い人にしか見えないのか、、、私には、よく分かりませんでした(笑)
その後は、館山駅まで直行。序盤に渋滞にはまったこともあり、ここまでの95kmに5時間近くかかると思っていましたが、、、ほぼ4時間ジャストで到着。さすがは、信号の少ない高速区間。
さて、ここからが本番です(笑) 館山と言うと「海」のイメージが強いですが、今日は「山」を散策します。具体的には、安房グリーンライン(安房地域広域農道)の旧道を巡ります*2。まずは、県道188号を東に進んで、グリーンラインとの交差点にある大貫古道の入口から小松寺方面へ。
ここで、道の雰囲気が一変します。
千葉の南の方でよく見られる石の穴は、一体何なのでしょうか? お地蔵様が置かれている訳でもなく、防空壕のような広さがある訳でもなく。自然の産物なのか、人工物なのかも判断しかねます。
道なりに進むと、林道小松線に入ります。
このあたりは、紅葉が意外と残っていますね。最盛期を過ぎていますが、私は、終わりかけの紅葉の寂しい感じも好きです。
折角なので、「もみじの寺」として知られる小松寺にお詣り*3。
そのまま林道小松線を最後まで走って、グリーンラインとの合流地点に向かう途中、千葉県らしい小さな素掘りの隧道を発見。林道出口にあるコンクリートのトンネルは地図に書かれていましたが、この素掘り隧道は書かれていなかったので、嬉しい驚き。
グリーンラインに出たら、長尾川の手前の細い道に入って、林道畑3号線を目指します。北側の林道入口は少し分かりにくいので、地図を見ながら進みましたが、とんでもない斜度の下り坂がありました(苦笑)*4 ちなみに、ここから白浜町。
この短い林道を訪れたのは、趣のある隧道があるからです。コンクリートで造ったような、きっちりした面。斜めに走る堀跡も美しいです。
同じ隧道を反対側からも撮影。こちら側も、でこぼこのない綺麗な削り方です。
林道畑3号線を進むと、再びグリーンラインに出ます。
すぐ近くに(元々は1本の道だった)林道畑2号線の入口がありますが、、、少しだけ南側にある大規模海底地すべり地層を見に行きます。安房白浜トンネルのすぐ脇にあるので、前から気になっていました。説明文をざっくり要約すると、斜めに走っている地層の線が地すべりの証拠らしいです。
説明文を一読して「ふーん」と思ったら(笑)、いま来た道を少し戻って、林道畑2号線へ。舗装路ですが、少し荒れていますね。。。
入口のところに、小さな切り通しがありました*5。
途中に古道への分岐を示す標識がありますが、、、「え、ここですか?」と二度見するような道。。。たしかに踏み跡はありますが。。。
道もどんどん怪しくなってきます(嫌いじゃない/笑)
そして、本日のメインディッシュの素掘り隧道に到着。見てください、この魔界の入口のような佇まいを*6。養老渓谷近くの清水代トンネル(小田代素掘りトンネル)に匹敵する禍々しさ(?)が非常に素敵。
なぜか反対側は、普通の見た目。
そのかわり(?)、路面状況が魔界感を出してきます(苦笑)*7
まあ、これくらいは大した障害ではないので(個人の感想)、サクッと抜けて、白浜の海に出ます。
今日は、野島埼灯台に寄らず、洲埼灯台の方も回らず、、、国道410号で館山市街に戻ります。
実は、北条海岸のホテルを予約してあるのです。日没前にチェックインして、少しホテルで休んだあと、近くのとまや食堂で夕食。なめろうのついた刺身定食に、生牡蠣を1つ追加。大満足。明日は、もっとディープな林道をたくさん走る予定です。
今回の走行距離は135.10kmで、獲得標高は807mでした。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。