ミニベロ迷走記

折りたたみ自転車に乗って、輪行やポタリング。さて、どこに向かっているのやら(笑)

ビーナスラインぶらり旅

 今日は、先週の乗鞍に続く長野弾丸ツアー第2弾として(?)、Speed Falcoでビーナスラインを走りました。ビーナスラインのスタート地点までは、先週と同じ高速バスで松本に入り、始発の電車で茅野に移動*1

 茅野駅前から県道192号を進むと、すぐにビーナスラインの起点となる御座石神社交差点に至り、そのままビーナスラインに入ることができます。

 地図を見ると、途中の国道152号で白樺湖にまっすぐ進んだ方が距離が短いのですが、今回はビーナスラインに沿ってスズラン峠を越えて、白樺湖に向けて登っていきます。ちなみに、ビーナスラインには(おおむね)標高100mごとに標識があります。

 茅野駅からスズラン峠まで約23km、獲得標高は900m以上。特に景色が良い訳ではないので、淡々と登っていきます。

 峠の直前まで来ると、女の神氷水という湧水と、女の神展望台があります。


 展望台から1kmほど進むと、ようやくスズラン峠(1760m)に到達。長かったですね。。。

 ここから300mほど降ると、白樺湖に到着*2ビーナスラインにはアップダウンが多いですが、ゴール地点の美ヶ原がコース最高標高地点なので、、、下った分は必ず登り返すことになります。。。(下りが全然嬉しくない。。。せめて平坦にして欲しい/笑) 白樺湖に着いたら、ローソンビーナスライン白樺湖店のイートインスペースで小休止。

 コーヒーを飲んでいる間に晴れてきたので、再出発。霧ヶ峰まで約9㎞、平均勾配4%強の登りです。この区間が所謂「絶景区間」ですね。


 以下は、白樺湖展望台駐車場

 霧ヶ峰に着いたら、定番の生乳ソフトクリーム。景色面でも天気面でも、ここが今回のピーク(笑)


 霧ヶ峰を過ぎたら、短めのアップダウンを繰り返しながら、和田峠方面へ*3。少し雲が出てきましたが、展望が開けていて、気持ちのいい区間。このあたりで、キャンプ道具を満載した自転車を何台も見かけました(同じグループかも知れません)


 和田峠茶屋できのこ汁を食べる予定だったのですが、、、やっていませんね。。。扉に板が貼られているのが気になります。。。


 和田峠を過ぎると、10%区間もあって、徐々に足を削られていきます。。。(軟弱)

 三峰茶屋まで登ったら、小休止。先週の乗鞍に続いて、展望台は驚きの白さですが、、、きのこ汁を飲めました。少し気温も落ちてきましたが、ほっと一息つけました。


 そこから先は、きつめの登りが波状攻撃をしかけてきます。そして、終盤の落合大橋を過ぎると、美ヶ原に向けた最後の登りが始まります。4㎞弱で平均勾配9%なので、なかなかにストイック。白樺湖霧ヶ峰のような絶景はありませんが、いま登ってきた九十九折りが眼下に見えます。


 最後の力を振り絞って、最高標高地点(1959m)に到達。

 美ヶ原高原の展望台も真っ白ですね。。。もしかすると、心の清い人には絶景が見えるのかも知れません。私には、何一つ見えませんが。。。(苦笑)

 ここでランチをする予定でしたが、特に食べたいものがなかったので、、、山本小屋ふる里館野沢菜と鹿肉のおやきで軽く補給。


 さて、ここからどうやって松本方面に帰りましょうかね。。。(安定のノープラン) 少し考えた結果、武石方面で通行止めがあるらしいので、扉峠まで戻ってから西に下ることにします。

 最短経路の松本和田線も通行止めだったので、アザレアライン(林道よもぎこば線)で迂回。結構きつめの斜度で、路面にひび割れも多(く、木漏れ日で路面が見にく)いので、下りに少し神経を使います。ただ、道の雰囲気は、個人的に好きです。

 長い下りの途中、大和合神社の御柱を発見。1つめは「何だろう?」と思いつつ通過してしまいましたが、2つめで停車。

 さらに下って、薄川沿いに出ると、なかなか素敵な景色。何気ない風景ではありますが、旅をしている実感を得られます。


 そのまま進むと、松本城の脇に出ます。城内を見学する時間はありませんが、折角なので、お堀越しに記念撮影。


 その後は、松本市内を少し散策してから、駅前の榑木野で遅めのランチ(兼ディナー)。大海老天ざるそば(大盛)とくるみだれを注文し、クーポンでサービス小鉢(山菜)をつけてもらいました。大満足。


 お腹いっぱいになったら、すぐ近くのバスターミナルから新宿行きの高速バスに乗りました。本日の走行距離は111.67km、獲得標高は2703mでした。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:茅野に直接向かう高速バスもありましたが、松本便の方が数が多く、時間の融通が効くため。

*2:この「300m」は、距離ではなく標高です。なお、その下りの途中、道端に鹿が5〜6頭現れて、とても驚きました。

*3:勿論、この「和田峠」は、高尾にある峠とは別です。