ミニベロ迷走記

折りたたみ自転車に乗って、輪行やポタリング。さて、どこに向かっているのやら(笑)

柴又〜水元公園〜亀有ポタリング

 今日は、CarryMeばかりの7台でポタリングをしてきました。まずは、集合地点が柴又駅前だったため、自宅から12kmほど自走。

f:id:yukovelo:20191208191846j:plain:w300

 少し早めに到着したので、伊勢屋でおにぎりを2つ購入して、もぐもぐ。

f:id:yukovelo:20191208192028j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192037j:plain:w300

 おにぎりを食べていると、ちらほらとCarryMeフレンズが集まってきます。全員集まったら、寅さんの銅像の前で記念撮影。

f:id:yukovelo:20191208192205j:plain:w300

 全員集合したら、帝釈天参道でお団子を食べたり、帝釈天にお参りしたり。

f:id:yukovelo:20191208192352j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192358j:plain:w300

 その後は、江戸川CRを北上し、Cafe To Henへ。チキントマトカレーを頂きます。

f:id:yukovelo:20191208192603j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192613j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192619j:plain:w300

 ランチを済ませたら、水元公園まで走って、メタセコイアの森で記念撮影。

f:id:yukovelo:20191208192753j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192757j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192807j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192814j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192823j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192833j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208192842j:plain:w300

 最後は、亀有まで走って、か屋で乾杯。本日の走行距離は約24kmでしたが、非常に楽しめました。ポタリング、最高!

f:id:yukovelo:20191208193440j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191208193447j:plain:w300

Boardwalkの通勤・街乗り用カスタム

 実は、仕事に関する移動や通勤に使うために、DAHONBoardwalkを持っています*1。これまでは、短距離の街乗りばかりなので、ずっとノーマルで乗っていました*2。しかし、いくつか小さな不満があったのと*3、うちに余っているパーツを有効活用したかったこともあって*4、少しカスタムをすることに。気がついたらフルカスタムになっていましたが(おい)、Speed FalcoやBromptonよりもコスパ重視、見た目重視のパーツ構成となっています。

f:id:yukovelo:20191206165444j:plain:w300

 まず、自転車の顔とも言えるクランクは、Dash AltenaについているDAHONの純正クランク(53T/39T) 当初はフロントシングル(最近流行りのワンバイ)にしようと思っていましたが、このクランクのクラシックな見た目が気に入ったので、フロントダブルを選択*5。ただし、FD台座のないBoardwalkのフロントダブル化は少し難しく、使えるパーツも現物合わせや要加工になりがち。今回は、インターネットで情報を収集しつつ、日頃お世話になっているカルマックスタジマさんと相談して、RIDEAのFDアダプターとShimanoのFD-R7000(105グレード)を使用することに*6。BBは、コスパ重視で、TANGEのN7922。ペダルは、以前Speed FalcoやBromptonにつけていたMKSのCompact Ezyを再利用。

f:id:yukovelo:20191206165540j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191206165543j:plain:w300

 RD、スプロケット、チェーンは、105グレードで統一(リア11速) スプロケの歯数は、11-30T(ショートゲージのRDが許す限りのワイドレシオ)*7

f:id:yukovelo:20191206165612j:plain:w300

 今回のカスタムの最大の目玉(?)であるホイールは、中華通販で購入したLiteproの11速対応の軽量ホイール。いくつかある候補の中からこれを選んだ理由は、ずばり見た目です(笑) シルバーのリムとハブ、CampagnoloばりのG3組みは、私好み。タイヤは少し悩みましたが、珍しく耐久性と乗り心地を重視して、Schwalbe Marathon Racer(20 x 1.50)*8

f:id:yukovelo:20191206165655j:plain:w300

 フロントフォークは、Boardwalkに元々ついていたスチール製から、Visc P20(2015年モデル)についていたアルミ製に交換。見た目は殆ど変わりませんが、ここだけで約300gの軽量化となっています*9。フロントフォークを交換したついでに(?)ヘッドパーツもRIDEAに交換*10

f:id:yukovelo:20191206165659j:plain:w300

 Vブレーキは、ShimanoのBR-T610(Deoreグレード)に。街乗りメインなので、これぐらいで十分でしょう。

f:id:yukovelo:20191206165759j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191206165803j:plain:w300

 ブレーキレバーは、Vブレーキに合わせて、ShimanoのBL-T610(Deoreグレード) ハンドルバーは、Bromptonから外したSハンドルバー*11。シフターは、FDとRDに合わせて、ShimanoのSL-RS700 Rapidfire Plus(105グレード)*12 グリップは、これまた以前Speed FalcoやBromptonにつけていたERGON GP3*13

f:id:yukovelo:20191206165834j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191206170007j:plain:w300

 ハンドルポストは、Mu SLX用の外折れタイプに変更。これで折りたたみが楽になり、剛性もアップ。

f:id:yukovelo:20191206170041j:plain:w300

 シートポストはリンエイのFF-R Alumi Seat Post(φ33.9mmx550mm)で、サドルはfabric Scoop Radius Elite(Speed FalcoやBromptonと色違い) シートポストクランプは、軽さよりも使いやすさ重視で、純正のまま。ボトルケージは、うちに余っていたMinouraの安いもの。

f:id:yukovelo:20191206170119j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191206170127j:plain:w300

 さらに、中華製の怪しげなアタッチメント(笑)を入手し、フロントのダボ穴にBromptonのフロントキャリアブロックを装着*14BromptonのミニOバッグやSバッグを使えるのは、非常に便利です。

f:id:yukovelo:20191206170205j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191206170211j:plain:w300

 今回はそれほど軽量化にこだわってはいませんが、諸々込みで10.87kgとなりました。残っているオリジナルパーツは、メインフレームとシートポストクランプとキックスタンドくらいでしょうか(笑) いつもながら、私の面倒な注文(苦笑)を丁寧に聞いてくださったカルマックスタジマさんに感謝です。

f:id:yukovelo:20191206170259j:plain:w300

 帰りは、国立から自宅までの37kmほどを自走。ノーマルのBoardwalkとは、まったく別の乗り心地になりました。また、珍しく太めのタイヤ(Schwalbe Marathon Racer)を履いているため、Schwalbe KojakやSchwalbe Duranoと比べると漕ぎ出しが少し重いですが、ある程度の速度に乗ってからは非常に快適です。

f:id:yukovelo:20191206170613j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191206170617j:plain:w300

Weight 10.87kg
Wheel Size 20inch(ETRTO 406)
Transmission 22 Speed
Frame 4130 Chromoly, Vice Grip Technology, Deltec Technology
Fork DAHON Slip Stream Aluminum Fork (for Visc P20 2015)
Headset RIDEA Precision Upgrade Baring
Handlepost / Stem DAHON Mu SLX Syntace VRO Out 330mm 8°
Handlebar BROMPTON S-type Handlebar
Grip ERGON GP3
Seatpost FF-R Alumi Seat Post φ33.9mmx550mm
Saddle fabric Scoop Radius Elite
Brakes Shimano Deore BR-T610
Brake Levers Shimano Deore BL-T610
Wheel / F Litepro Ultralight Wheel 406, OLD:74mm
Wheel / R Litepro Ultralight Wheel 406, OLD:130mm
Tires Schwalbe Marathon Racer, 20 x 1.50
Chain Shimano 105 CS-HG800 11S
Crankset DAHON Polished Anodized, 53/39T
Bottom Bracket TANGE N7922 (118mm)
F Derailleur Adaptor RIDEA FD Adaptor (for DAHON Mu)
Derailleur / F Shimano 105 FD-R7000
Derailleur / R Shimano 105 RD-R7000 SS
Shifter Shimano 105 SL-RS700 Rapidfire Plus
Cassette Shimano 105 CS-R7000 11S 11-30T
Pedals MKS Compact Ezy
Front Carrier Block H&H CNC Front Carrier Block
Kickstand NUVO Aluminum

 なお、具体的な作業に関しては、カルマックスタジマさんのブログ記事をご参照ください。

 そして、今回のカスタムにあたって、特に参考になった記事は以下のとおりです。

*1:このブログに書いたことはありませんが、TwitterInstagramには何度も登場しています。

*2:カスタムは、ボトルケージとカゴをつけただけです。

*3:主な不満としては、(1) アジャスト式のハンドルの剛性が低い、(2) ギア比が少し軽い、(3) いくら街乗り仕様といってもホイールやタイヤが転がらない、などです。

*4:Speed FalcoやBromptonから外したパーツがたくさんあります(笑)

*5:剛性を求めるのであれば、普通に105のシルバーとかでよいと思いますが、今回は見た目重視で(笑)

*6:今回はコスパ重視なので、105やDeoreグレードをメインに使っています。

*7:奇しくも、Speed Falcoと同じギア比となりました。

*8:しばらく使ってみて、もう少し転がり性能が欲しくなったら、Schwalbe Duranoあたりに替えます。

*9:公式サイトに"Slip Stream Aluminum Fork"と書かれている純正のアルミ製フロントフォークにも何種類かあって、コラムの長さが異なったり、Vブレーキ対応だったりキャリパーブレーキ対応だったりします。

*10:正直、性能的には純正のヘッドパーツのままでもいいと思うのですが(苦笑)、後からここだけ替えるのは手間がかかるので。。。

*11:Brompton純正のアルミ製ハンドルバーは、下手なチタン製ハンドルバーよりも軽いのです。

*12:ラピッドファイヤーで11速を正確にコントロールできるのは、すごいと思います。さすがは、Shimano

*13:少し重いのが難点ですが、握った感触がよく、バーエンドバーが便利なので。

*14:Brompton純正のフロントキャリアブロックだとVブレーキと干渉したため、CarryMe用に入手してあったH&Hのフロントキャリアブロックを使用。そして、H&Hのフロントキャリアブロックだと中華製のアタッチメントにうまくつかなかったので、少し加工(因みに、純正フロントキャリアブロックと中華製アタッチメントの組み合わせは問題なし)

しまなみ海道ポタリング

 今日は、CarryMeでしまなみ海道を走ってみました。まずは、尾道から船に乗って、第一の島である向島へ。

f:id:yukovelo:20191201220454j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201220458j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201220503j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201220514j:plain:w300

 船を降りたら、ブルーラインが引いてあるので、それに沿って今治方面に向かいます。

f:id:yukovelo:20191201220638j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201220641j:plain:w300

 次は、因島大橋を渡って、第二の島である因島へ。はっさく屋ではっさく大福を購入。とても美味しかったです。

f:id:yukovelo:20191201220857j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201220901j:plain:w300

 第三の島である生口島では、岡哲商店でコロッケを摂取。

f:id:yukovelo:20191201221435j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201221438j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201221444j:plain:w300

 そして、多々羅大橋を渡って、第四の島である大三島へ。指が写ってしまいましたが(汗)、ここで広島県愛媛県の県境を越えます。

f:id:yukovelo:20191201221657j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201221705j:plain:w300

 大三島では、サイクリストの聖地で記念撮影。

f:id:yukovelo:20191201221816j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201221841j:plain:w300

 しまなみ海道で定番の記念撮影をしたら、第五の島である伯方島へ。12月ですが(笑)、道の駅伯方S・Cパーク伯方の塩ソフトを摂取。

f:id:yukovelo:20191201222147j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201222154j:plain:w300

 ここで1つ失敗。。。道の駅を出たあと、伯方・大島大橋に向けて登る脇道を見逃して、うっかりと伯方島一周コースに入ってしまいました。一周コースにも、ブルーラインが引かれていたので、しばらく気がつかず、だいぶ進んでしまいました。。。ただ引き返すのも癪なので(?)、たまたま近くにあったさんわ伯方の塩ラーメンを頂きます。これは絶品。

f:id:yukovelo:20191201222647j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201222713j:plain:w300

 お腹が満たされたら、来た道を引き返し、伯方・大島大橋を渡って、第六の島である大島へ。

f:id:yukovelo:20191201222839j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201222853j:plain:w300

 大島では、少し登りがあります。それほどの坂ではないのですが、宮窪峠という名前がついているみたいです。

f:id:yukovelo:20191201223112j:plain:w300

 しまなみ海道は交通量が少なく、非常に走りやすいため、ここまで予定よりも速いペースで進んできました。そこで、ほんの出来心で、亀老山ヒルクライムをしていくことに。BromptonやSpeed Falcoならともかく、CarryMeで登るのは、かなりしんどいです。。。(苦笑)

f:id:yukovelo:20191201223347j:plain:w300

 しかし、頑張って登った甲斐があって、頂上の景色は本当に素晴らしいです。

f:id:yukovelo:20191201223551j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201223559j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201223610j:plain:w300

 亀老山から一気に下ったら、来島海峡大橋を渡って、四国に上陸。そのままゴール地点の今治駅まで走ります。ここまでの走行距離は、寄り道やミスコースを含めて、101.21kmでした。

f:id:yukovelo:20191201223928j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191201223943j:plain:w300

 帰りは、バス(しまなみライナー)に乗って、尾道駅に戻ります。晴れた日にしまなみ海道を走れて、非常に楽しかったです。

f:id:yukovelo:20191201224156j:plain:w300

CarryMeユーザーの聖地巡礼! Pacific Cycles Museumを訪問

 現在、訳あって台湾に来ています。そして、ちょっと空き時間に、これまでなかなか行けなかったPacific Cycles Museumに行ってきました。どうして「これまでなかなか行けなかった」のかというと、微妙に行きにくい立地にあったり、事前に予約が必要だったりするからです。そこで今回は、(1) どうやって予約するのか、(2) どうやって行くのか、(3) 実際に行ってみてどうだったのか、の3点について書こうと思います。

予約方法

 公式サイトの線上預約 (online researvation) のページから訪問したい日時を選ぶことができますが、その際に台湾の電話番号が必要になります。ただ、海外からの予約の場合、「台湾の電話番号」がないことも多いでしょう。かくいう私自身もそうだったので、Pacific Cyclesの問い合わせページから「台湾の電話番号を持っていないのですが、メールで◯月◯日の◯時を予約できますか?」と英語で訊いてみました。すると、すぐに以下のような返事が来て、OKとなりました。私が何通かメールでやりとりした限り、Pacific Cyclesのスタッフは非常に親切です。

We have reserved the time for you. Since we don't have Japanese speaking staff, the museum guide will be in English. Feel free to contact us if you have any question before visiting.

アクセス方法

 博物館は、台北の市内から離れていて、桃園空港の南西20kmくらいの位置にあります*1。晴れていて、自転車があれば、どこか近くの駅から自走することも可能です。しかし、雨の日だったり、自転車を持っていない場合、歩くには遠過ぎます(私が訪問した日も雨でした) どうやって行くのが一番よいのか、またメールで問い合わせたところ、以下のような親切なお返事を頂きました。

From Taipei Main Station you can take Fuxing shuttle train to Fugang or High Speed Rail to Taoyuan Station, then take a taxi to Pacific Cycles Museum (taxi fare is about NT$500-600, 30 mins).

 要は、「高鐵の桃園駅か台鐵の富岡駅からタクシーで来てください」ということです。Google Mapで位置関係を調べてみると、桃園駅から博物館は22.2kmで、富岡駅から博物館は9.5km*2。恐らくは桃園駅の方がタクシーが多いでしょうし、英語を話せる人がいる確率も高いでしょう。しかし、タクシーの運賃を考えると、富岡駅がよいと思います*3。どちらにしようか少し悩みましたが、私は富岡駅を選びました(出発の1時間前に決断/笑)
 まずは、市内のホテルからMRTで台北駅に出て、台鐵に乗り換えます。大人1人の場合は、券売機に81元(約292円)*4を入れて、「一張」と「区間」と「全票」を選んだら、行き先の「富岡」を選びます。よく分からない場合や小銭がない場合は、近くにある窓口で切符を買うことも可能です*5

f:id:yukovelo:20191122213446j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191122213451j:plain:w300

 切符を買って、改札を抜けたら、電光掲示板で次の電車が来るプラットホームを確認し、プラットホームに向かいます。プラットホームが分からない場合は、改札のところにいる駅員に訊きます。そして、各駅停車にのんびりと65分ほど揺られて、富岡駅に到着*6

f:id:yukovelo:20191122214035j:plain:w300

 幸い、駅前に1台タクシーがいたので、速攻で乗車。もしいなかったら、駅か駅前の飲食店で呼んでもらうことになるのでしょうか?*7 予想通りドライバーに英語が通じないので、事前に準備してきた「太平洋自行車博物館 桃園市新屋區永福路686號」と書いた紙を見せると、「OK、OK」とすぐに分かってもらえました。

f:id:yukovelo:20191122214713j:plain:w300

 駅から15分ほどで博物館に到着し、運賃は280元(約1008円)でした(因みに、帰りは250元) おお、これが聖地!

f:id:yukovelo:20191122214825j:plain:w300

 予約時間よりも少し早めに着いてしまったので、警備員に一声かけて、施設内のカフェで待たせてもらうことに。ヘーゼルナッツラテ(意外と大きい!)を飲みながら、ちょっと休憩。その間も何人かのPacificのスタッフが声をかけてくれて、親切にしてくれます。

f:id:yukovelo:20191122215117j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191122215121j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191122215127j:plain:w300

 カフェの片隅には自転車関連の本や雑誌が置いてあり、その中には日本の漫画(の中国語版)もありました。

f:id:yukovelo:20191122215227j:plain:w300

博物館見学

 定刻になると、スタッフがカフェまで迎えに来てくれました。今回は、Marketing Managerの方が案内してくださるようで、参加者は私1人です(何という贅沢!) 2人きりなので、質問し放題(笑) まずは、5分ほどのPacific Cyclesの紹介ビデオを見ます。

f:id:yukovelo:20191122215642j:plain:w300

 そのあとで博物館へ。最初は、Pacific Cyclesと自転車の歴史に関するコーナー。その中には、birdyの設計者とBromptonの設計者の写真もありました*8

f:id:yukovelo:20191122215806j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191122220045j:plain:w300

 次に、Pacificの自転車が数多く展示されているコーナーへ*9。ここにはかなり面白いものがたくさんあったのですが、紙面の都合上、以下は(基本的に)CarryMeの話題に限定します(おい/笑) 博物館全体の雰囲気については、こちらの動画こちらの動画をご覧ください(中国語ですが)
 とりわけ目を引くのは、このツーショット。ホイールの大きさが全然違いますが、クランク1回転で進む距離はまったく同じだそうです。

f:id:yukovelo:20191122220727j:plain:w300

 また、世界最高峰のヒルクライムイベントである台湾KOMのコースをCarryMeで登った人(驚愕!)や*10、CarryMeで台湾一周をした人(これもすごい)に関する情報がありました。どうして人は、CarryMeに乗ると全力を出したがるのでしょうね(苦笑)

f:id:yukovelo:20191122222921j:plain:w300

 それはそうと、展示されているCarryMeを見ていきましょう。日本では売っていない(ですが、FBのCarryMeページなどでよく見る)デザイン。これ、可愛いですよね。

f:id:yukovelo:20191122220830j:plain:w300

 Speed Drive搭載モデル。ちょっと欲しいです(笑)

f:id:yukovelo:20191122220912j:plain:w300

 初期のCarryMeたち。OX Engineeringから出ていたPocketも欲しいです*11。車椅子と一緒に車に積めるように開発されたという経緯も素晴らしいですよね。

f:id:yukovelo:20191122221103j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191122221109j:plain:w300

 以下は、CarryMeのプロトタイプの1つ。16インチであること以上に、巨大なチェーンリングに目を奪われます。

f:id:yukovelo:20191122221236j:plain:w300

 さあ、まだまだ、どんどんいきますよ! 電動CarryMe!

f:id:yukovelo:20191122221404j:plain:w300

 タンデムのCarryMe!!

f:id:yukovelo:20191122221445j:plain:w300

 折りたためないCarryMe!!! 「なんだそりゃ?」と思いましたが、身体の大きい欧米人向けに、剛性が高く、少し大きいフレームを作ってみたようです。

f:id:yukovelo:20191122221605j:plain:w300

 後ろが2輪のCarryAll(日本未発売モデル)*12

f:id:yukovelo:20191122221739j:plain:w300

 試乗コーナーにあった子供用のCarryMe。「足を広げて漕げば乗れるよ」と言われましたが、やめておきました(笑)

f:id:yukovelo:20191122221915j:plain:w300

 試乗コーナーでは、ReachIfに乗りました*13。これらの自転車には初めて乗りましたが、Reachが予想以上に好印象でした。アルミバイクらしく(?)、踏んだら踏んだだけスピードが出る感じ。 もしいまCarryMeしか持っていなかったら、これを増車したかも知れません。

f:id:yukovelo:20191122222240j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191122222300j:plain:w300

 以上、主にCarryMeについて書いてきましたが、1つだけ付け足したいことがあります。私がPacificを好きな理由の1つに、足で漕げない人たちのための特殊な自転車をたくさん開発・提供している点があります。実際、この博物館にも(プロトタイプも含めて)そういった自転車が数多く展示されています。個人的に、こういう素晴らしいメーカーを応援したいと思っています。

f:id:yukovelo:20191122222528j:plain:w300

 このあと、写真は撮っていないのですが、工場エリアの様子(主に、組み立て作業)を見学させて頂きました*14。大量に並んだbirdyやCarryMeのフレーム、フォーク、ホイール、タイヤなどは、見ていて楽しいです。また、(詳しくは書けませんが)来年リリースするかも知れないし、しないかも知れないCarryMeのニューモデルを見せてもらったり、「それは欲しい!」という現在検討中のモデルの話を聞かせてもらいました。これからもPacificの新作に注目です。
 最後は、お土産コーナーで、CarryMe関連のグッズをいくつか購入。博物館ツアーは1時間ほどですが、本当に楽しい時間を過ごすことができました。なかなか行きにくい場所にありますが、興味のある方は是非行ってみることをおすすめします。

f:id:yukovelo:20191122223425j:plain:w300

 なお、今回の訪問にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:詳しくは、こちらのページを参照。

*2:徒歩で最短経路を行った場合。

*3:上記のメールにあるタクシーの時間と運賃は、桃園駅から乗った場合のようです。

*4:1元=3.6円で計算した場合。

*5:過去の経験上、ある程度の英語が通じます。

*6:台北駅の改札内で弁当を買って、車内で食べることもできます。あと、トイレも車内にあります。

*7:帰りに駅まで戻ってきたときには3台いたので、少し待っていれば、タクシーが来るのかも知れません。保証はできませんが。。。

*8:ガイドさん曰く、「この頃は、birdy (bd-1) もBromptonもミズタニが販売していたら、一緒に写っているんだ」。え、そんな単純な理由なんですか?(笑)

*9:実際には、Pacificが製造した自転車やOEMの自転車以外に、BromptonやBike Fridayのような他のメーカーの自転車もあります。

*10:最後の10kmだけですが、この10kmが一番きつい区間です。

*11:100Tですよ、このマシン。

*12:写真はないのですが、工場エリア(後述)で前2輪のタイプもあって、少しだけ試乗させてもらいました。

*13:birdyには何度も試乗しているので、今回は乗らず。

*14:溶接と塗装は、別の工場でやっているようです。

日光〜足尾銅山〜渡良瀬渓谷〜足利〜佐野ぶらり旅

 今日は、Bromptonで栃木ポタ第3弾ということで(?)、紅葉シーズン真っ只中の渡良瀬川を走ってきました。まずは、東武日光駅まで輪行。今朝の日光、そしてこれから向かう足尾の気温は氷点下。。。ということで、完全に冬仕様の格好でやって来ています。

f:id:yukovelo:20191115222004j:plain:w300

 先日と同様、駅前の道を中禅寺湖方面に登っていきますが、いろは坂の手前で左折し、国道122号へ。「足尾」と書かれた青看板を見ながら、細尾峠に向けて登っていきます。

f:id:yukovelo:20191115222742j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115222746j:plain:w300

 ここでまた1つミス(最近ミスが増えている気がします。。。) 細尾峠には、九十九折の旧道で登る予定だったのですが、分岐に気がつかず、そのまま日足トンネルに入ってしまいました。。。*1 それほど交通量は多くありませんが、全長2765mと長いです。私が自転車で走ったトンネルとしては、笹子トンネルに次ぐ長さでしょうか。

f:id:yukovelo:20191115223213j:plain:w300

 トンネルを抜けると、しばらく下りが続きます。天気も最高で、山の木々も紅葉しているので、気分が高揚します。

f:id:yukovelo:20191115223330j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115223337j:plain:w300

 そして、足尾に着いたら、折角なので足尾銅山を見学していくことに。

f:id:yukovelo:20191115223739j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115223742j:plain:w300

 平日の朝なので、ガラガラ(笑) 銅山へはトロッコで入っていき、そのあと徒歩で自由に見て回ることができます*2。トロッコに乗れるのは楽しいですが、これは狭い銅山の中の人数をコントロールするための仕組みなのかも知れません。それはそうと、歴史の教科書で習った足尾銅山を実際に訪れる日が来るとは思ってもいませんでした。

f:id:yukovelo:20191115224019j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115224021j:plain:w300

 銅山を出たら、渡良瀬渓谷沿いをさらに下っていきます。このあたりの雰囲気は最高に良いです。

f:id:yukovelo:20191115224219j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115224227j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115224223j:plain:w300

 草木湖というダム(?)を通過。

f:id:yukovelo:20191115224359j:plain:w300

 ランチは、神戸駅の近くにある玉木屋で天ざるそば*3。さっぱりしていて、美味しかったです。

f:id:yukovelo:20191115224542j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115224548j:plain:w300

 その先は、そばやうどんの自動販売機がある丸美屋、温泉施設なのか駅なのかよく分からない(笑)水沼駅などを通過。次第に道が平坦になっていき、桐生に到着。そこからは、適当に渡良瀬川沿いを東に進んでいきます*4

f:id:yukovelo:20191115225229j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115225236j:plain:w300

 足利まで走ると、森高千里の歌で有名な渡良瀬橋を発見。率直な感想として、思っていたよりも地味な橋ですね(もっとロマンチックな雰囲気のある橋かと思っていました/笑)

f:id:yukovelo:20191115225518j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115225522j:plain:w300

 橋の近くには、「渡良瀬橋」の歌碑もあります。横のボタンを押すと、曲が流れます。

f:id:yukovelo:20191115225736j:plain:w300

 今回のテーマは「ゆるポタ」なので、適当に足利の街を散策することに。まずは、遠くからでもよく見えた足利織姫神社へ。結構階段を登る必要がありますが、非常に立派な神社です。

f:id:yukovelo:20191115232929j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115230006j:plain:w300

 また、史跡足利学校の前を通ったり、お土産屋さんを覗いたり。気ままに路地を走るポタリングは楽しいですね。

f:id:yukovelo:20191115230039j:plain:w300

 足利のあとは、さらに東に進んで、佐野方面へ。初詣のCMで有名な(?)佐野厄除け大師にお参り。子供の頃から名前だけは知っていましたが、初めての訪問です。

f:id:yukovelo:20191115230550j:plain:w300

 このあとは佐野ラーメンを食べて帰る予定ですが、少し時間が早いので、周囲をぶらぶらします。そこで、どまんなかたぬまという、どうかしているネーミング(笑)の道の駅を発見。何気なく入ってみると、何と無料の足湯があるではありませんか! 寒い日のライド中の足湯は神! しばらくここで休んでいくことにします。極楽、極楽。

f:id:yukovelo:20191115230933j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115230939j:plain:w300

 無料の足湯だけ満喫して帰るのは悪いので、ここで何かを買っていこうと思い、栃木名物のレモン牛乳を購入。何度も目にしていますが、飲むのは初めて。味は、、、駄菓子っぽいですね(笑)

f:id:yukovelo:20191115231109j:plain:w300

 そうこうしているうちに、ちょうどいい時間になったので、Twitterで教えて頂いた佐野青竹手打ちラーメン押山に移動。チャーシューメンと餃子を頂きましたが、どちらもとても美味しかったです。

f:id:yukovelo:20191115231251j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115231256j:plain:w300
f:id:yukovelo:20191115231300j:plain:w300

 食後は、近くの田沼駅まで走り、そこから輪行で帰りました。本日の走行距離は、121.08kmでした。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

f:id:yukovelo:20191115235506j:plain:w300

*1:細尾峠を粕尾峠や古峰ヶ原と組み合わせるコースもあるようなので、またの機会に登りたいと思います。

*2:まあ、基本的に、ほぼ一本道ですが。

*3:舞茸天につられて(笑)

*4:工事などで、一般道に迂回しないといけないポイントがいくつかありましたが。