最近は、コロナと猛暑のダブルパンチもあって、夜中や早朝に都内をソロでひっそりと走ることが多いです。ナイトライドは、静かだし、涼しくてよいのですが、あまりブログに書くようなライドにはならないのですよね。。。*1 そんな中、久しぶりに明るい時間(午前中)に、CarryMeで少し走りました。目的地は、「埼玉の台湾」!
まずは、いつものように千住新橋から荒川CRへ。荒川を北上するときはいつも左岸を使うのですが、今日は何となく(?)右岸。岩淵水門より北の右岸は、ときどきしか走りません。朝のトレーニングをしている(らしき)ローディさんの数も減ります。
それはやはり、右岸には未舗装区間があるからでしょうか。。。迂回するにしても突破するにしても、面倒ですしね。。。
何とか上江橋まで北上したら、荒川CRを離脱して、入間川CRへ。今回右岸を使ったのは、入間川に入りやすいサイドを走りたかったからなのですが、、、実際は上江橋の西側は東京環状道路の下をまっすぐに通ることができず、分岐や合流で自動車が詰まっていたりして、正直走りにくかったです。。。*2 やはり、荒川を北上するなら左岸!(今更)
入間川CRの落合橋を過ぎたら、少し北側に逸れて、小畔川を渡り、坂戸方面へ。
そして、やって来ました、埼玉の台湾。何の変哲もない田舎道を走っていると、突如として、目の前に台湾風の巨大建築物が出現(驚)
五千頭の龍が昇る聖天宮というのが正式名称なのでしょうか。ここは寺院ではなく、お願いをするお宮のようです。以下は、Wikipediaからの引用。
五千頭の龍が昇る聖天宮は、台湾の伝統宗教[1]、道観である。道教の最高神・三清道祖(元始天尊、道徳天尊、霊寶天尊)と道教の神々が祭祀されている。
五千頭の龍が昇る聖天宮は台湾出身の康國典(こう こくてん)大法師が建立した。大法師は、若くして不治の大病を患ったが「三清道祖」に祈願し、7年の闘病生活を経て病が完治した。大法師は感謝の気持ちを抱き、他の多くの人々も自身と同じように「三清道祖」にすがれるようお宮を建てることにした。建立地を探していたところ、日本国埼玉県坂戸市に建立するようお告げがあったため、同地に聖天宮を建立することになったという。
五千頭の龍が昇る聖天宮は、1981年より着工し、15年の歳月を経て、1995年に開廟した。現存する道観としては日本国内最大級である。装飾品は、台湾より運び、台湾の宮大工によって建造された。
実はここ、前から一度訪れてみたかったのです。さすがは猛暑の平日の午前中、他に誰もいないので、のんびりと拝観することができました(笑)
拝観料500円を払って、中へ。
おお、すごい! 私は、台湾(や他のアジア諸国)の寺院をめぐるのが好きなのですが、ここは本場台湾にも引けを取らない完成度です。さすがは、台湾の宮大工によって建造されただけありますね。
前殿の両脇にある塔は、向かって左が鼓楼、右が鐘楼。その名の通り、それぞれ鼓と鐘があり、上まで登って見ることができます*3。
本殿に続く回廊には、三清道祖などの立派な絵画があります。この日はとんでもなく日差しが強く、境内で逆光になる箇所が多かったため、それほどたくさんの写真を撮れませんでしたが、とても美しかったので、ご興味があれば、実際に行かれることをおすすめします。
以下は、中庭から撮った本殿。本殿内部の撮影は控えましたが*4、ご本尊、柱や天井のレリーフが綺麗なので、是非ご覧になって頂きたいです。
以下は、本殿の前にある龍のレリーフ(九龍網)。1つの岩から掘り出したものらしく、非常に精巧に作られています。
なお、境内には、公式のガイドさん(?)がいて、道教や美術について、いろいろと教えてくれます。また、面白い(?)のは、休憩コーナーの自動販売機で台湾の飲み物を売っていること。お菓子やオリジナルグッズも売られています。
いやー、埼玉の台湾、予想以上の素晴らしさに大満足。昼が近づいてくるにつれて、どんどん気温が上がっていくので*5、さっさとランチをデザートを食べて帰ることにします(笑) 聖天宮から北上し、島田橋を渡って、東松山方面へ。この冠水橋は、たまたま最近知ったのですが、様々な時代劇のロケ地にもなった、有名な橋みたいです*6。
東松山に向かう途中、左手に、ときがわ・秩父方面の山が見えました。今日は暑いですし、そもそもCarryMeなので、寄っていく気は皆無(笑)
今日のランチスポットは、これまた前から来たかったまつい。有名店なので、12時台は混むかと予想し、開店直後に突撃。空いていてよかったです。
何を食べようか少し悩みましたが、最終的には、「もつ煮定食おかず大盛り(もつ煮1.5倍)」を注文。ご飯はデフォルトでも大盛りなので、「両方大盛り」は多いかなと思って。。。最近めっきりお酒を飲まなくなったこともあり、久しぶりにもつ煮を食べました。とても美味しかったです。
以下は、お店を出たところにあるコバトンの看板。
店を出た瞬間、思わず「あつい、しぬ」という言葉が口から漏れるほどの日差し。。。おとなしく東松山駅から輪行するのがよい気がしますが、もう一箇所だけ寄りたい場所があります。それは、道の駅いちごの里よしみ。
と言うのも、ここで売っている「雪いちご」というかき氷が食べたかったのです。このかき氷、単なるかき氷ではありません。なんと、いちごソフトクリームが中に入っているのです。そして、ビッグサイズにもかかわらず、600円。一口食べた瞬間、周囲の暑さからしばし解放されました*7。
かき氷を食べ終わったら、そこから一番近い駅(鴻巣駅)から輪行で帰りました。普段なら荒川CRを自走するという選択肢もありますが、今日は暑いのでなし!
本日の走行距離は、82.31kmでした。このご時世なので、こういう近場(首都圏)で楽しめるコースを開拓していきたいです。