今日は、Speed Falcoで久しぶりに奥多摩方面を走りました。まずは、武蔵五日市駅まで輪行。
駅前で自転車を展開して、いつもの方向(檜原村)とは逆方向へ。最初の信号を越えると、早くも登り坂が登場しますが、、、約8km先のつるつる温泉を目指します。まだ峠道のスタート地点にたどり着いていないのに、勾配10%超えとは、これいかに。。。
つるつる温泉を過ぎると、斜度は一層きつくなります。14%くらいの区間を越えて、梅ノ木峠に向かう林道大入線の入り口にようやく到着*1。東京都のホームページで林道が通行可能なのは確認していましたが、ここで工事の人に止められました。そして、無線でどこかと通信した結果、「自転車なら通っていい」と言われました*2。
さて、ここからが本気区間。距離は3km程度ですが、基本的に10%以上が続き、中盤で12〜17%が何度か襲ってきます。久しぶりの峠のせいか、わりとしんどいです(汗) 終盤に少し勾配がゆるみますが、中盤の勾配が最後まで続いていたら、やばかったと思います。しかし、何とか頂上のゲート地点にゴール*3。
梅ノ木峠と言いつつも(?)梅の木は一本もありませんが、頂上からの景色はなかなかのものです。
頂上のベンチで少し休んだら、いま登ってきた道を一気に下ります。路面に大きな穴がいくつかあるので、かなり注意しながら下っていきます。下りきったあとは、武蔵五日市駅の方に戻り、そのまま檜原村方面まで走り、ちとせ屋で休憩。うの花ドーナツと濃厚豆乳を頂きます。絶品です。
そのあとは、すぐ隣の払沢の滝へ。ここは冬に滝が凍結し、氷のオブジェなどが展示されることで知られていますが、ここのところ暖かい日が続いたせいか、完全に解けていました。。。*4
滝を眺めたあとは、そのまた隣にある時坂峠に登ります。この峠には以前も登りましたが、景色がよいので、とても好きな峠です。
頂上からは、最近ようやく完全に舗装された反対側に下ります*5。基本的に舗装はいいですが、落石や小石が非常に多く、ところどころウェットなところもあるので、細心の注意が必要です。
時坂峠をこちら側に下ると、県道205号に出ます。その道を左に行くと風張林道、右に行くと先ほどのちとせ屋に出ます。今日は、右に6.5kmほど進んで、檜原村役場の方に戻ります。ランチは、ひのはら四季の里が休みだったので、すぐ近くのたちばな屋へ。ラーメンと一口餃子を注文。優しい味で身体が温まります。
ランチを食べたら、再び武蔵五日市駅方面に走り、小峰峠を目指します。実は昨日「武蔵五日市 峠」と検索してこの峠を初めて知ったのですが、高尾方面や八王子方面に抜ける道としても使えそうです。単に抜け道として使うなら、秋川街道の新小峰トンネルを通ればいいのですが、今回はトンネルの脇にある旧道へ*6。道の荒れ具合といい、陰鬱な雰囲気といい、相当なレベルの酷道です。私以外に人はおらず、タヌキが道を横切ったりしました。
荒れ放題の道をしばらく進んでいくと、旧小峰トンネルに着きます。実はこの場所は、とある事件の現場になったことで知られており、それに関連して心霊スポットとも言われているそうです*7。そのせいかどうかは分かりませんが、非常に不穏な雰囲気があることはたしかです。。。
トンネルを抜けて、さらに進んで行くと、旧道の出口に*8。こちら側にも車両通行止めの柵があります。
旧道を出たら、秋川街道に復帰し、浅川まで走ります。そして、浅川沿いに少し走って国道20号に入り、谷保のカルマックスタジマまで。注文していたパーツが届いたという連絡が昨日届いたので、Speed Falcoを預けていくことに。わりといろんなパーツを替える予定なので、乞うご期待。
本日の走行距離は、76.7kmでした。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。
*1:「梅ノ木峠」、「梅野木峠」、「梅乃木峠」、どれが正しい表記なのか、よく分かりません。
*2:実は、登るときに麓に工事車両が何台か停まっていました。そして、下るときは、坂道のいたるところで作業を開始していて、道の半分以上を塞いていました。車やバイクだと通り抜けられない可能性があるので、林道の入り口でチェックしていたのでしょう。
*3:真偽のほどは未確認なのですが、歩行者と自転車は、このゲートの脇を通って、青梅側に行ってもよいという説があります。
*4:凍っている間に来たかったのですが、滝が凍る時期は峠が雪に閉ざされる確率が高いので、なかなか来られませんでした。。。
*5:登り返しが何箇所かあります。
*6:歩行者と自転車は通行可。
*7:気になる人は、インターネットで調べてください。たぶんすぐに分かります。
*8:この写真は、出口を通過して、振り返って撮ったものです。