ミニベロ迷走記

折りたたみ自転車に乗って、輪行やポタリング。さて、どこに向かっているのやら(笑)

顔振峠〜正丸峠〜山伏峠〜天目指峠〜鳥居観音〜有間ダム〜飯能ぶらり旅

 今日は、飯能方面で坂を満喫してきました。先日は子ノ権現を登り切ったものの雨で飯能の旅を中断せざるを得なかったので、今回は子ノ権現のあとに行く予定だった天目指峠と有間ダムに行こうかな、と朝の時点では考えていました(が、全然違うコースになりました/笑)。
 まずは、池袋駅まで自走し、西武池袋線で飯能方面へ。すると、練馬高野台〜東久留米間で停電が発生し、1時間以上も所沢近辺で足止め。。。運転再開したのちも何度も止まり、結局、2時間近くロスしました。。。(涙) この遅延が私の気分に何らかの影響を及ぼしたらしく(?)、西吾野駅から天目指峠に向かうプランを突然放棄し、ノリで吾野駅で降りて、事前調査を殆どしていない顔振峠*1吾野駅から吾野トンネル方面に向かい、登坂を開始*2

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 4km程度の短い坂なのでサクっと登れるかと思ったのですが、意外と疲れました。電車の中で2時間以上も座っていて、アップなしで登ったからでしょうか。。。

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 最後の300mは徒歩でないと登れないようなので、「顔振峠 0.3KM」という看板をゴールとみなしました。頂上まで上がってみたい気もしましたが、自転車を停める手頃な場所が見当たらなかったので、いま登ってきた道をそのまま下ることに。

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 吾野トンネルまで戻ったあと、国道299号を正丸方面に走りました。その途中、たまたま見つけたお店でランチ*3。このあたりは広大なコンビニ不毛地帯ですが、正丸駅の周りには何軒か食事のできるお店があるようです。休暇村奥武蔵では、いきなり座敷に通されて驚きましたが、600円ぐらいの安いメニュー(そば、うどん、カレーなど)もあって、安心しました。私は、1000円ぐらいのとんかつ定食をチョイス。衣がカリカリで、美味しかったです。

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 ランチを食べたあとは、正丸トンネルの入口まで北上。「自転車で通るのは極めて危険」と言われる正丸トンネルには入らず、その直前で右折し、正丸峠に登ります。

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 正丸峠は、距離的にも斜度的にも全くキツイところはなく、シッティングのままクリアしました。

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 正丸峠をクリアしたあとは、そのまま隣の山伏峠*4。正丸峠の側から登ると、「あれ、もう終わり?」という感じで頂上に着きます。

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 山伏峠の頂上付近には、温度計がありました。それを見ると、何と「22℃」! いやー、本当に涼しくて走りやすいです(下る時はちょっと寒いぐらい)。

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 山伏峠から名栗方面に下る道は、とても景色がよく、この峠が飯能のローディに人気なのが分かるような気がしました。そのまま県道53号を進むと、今回の(本来の)目的地である有間ダムに着きます。。。が、ここで坂のおかわり(笑) 県道395号に入り、(当初通過する予定だった)天目指峠へ。

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 前半はゆるい坂ですが、後半に斜度15%以上の区間があります。ただ、短い峠なので、サクっとクリアできました。

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 天目指峠を反対側に下ると、西吾野駅正丸駅の方に戻ってしまうので*5、いま登ってきた道を下ります(今日は、このパターンが多い/笑)。県道53号に復帰し、有間ダム方面へ。よく自転車ブログで見かけるturnipの前に公衆トイレがあったので、小休止。
 もう少し南下すると、「鳥居観音」という看板を何度か見かけました。「鳥居観音? 何か聞いたことがあるような?」と思い、路肩に自転車を止めてググりました(笑) すると、ヒルクライムスポットらしいことが判明。寄って行くかどうか、2秒ほど考えたあと、「一応行っておくか」という軽い気持ちでGO!

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 そして、入口をくぐると、、、「何だこれ? これを登れというのか?」 斜度もえぐいですが、舗装が最悪です。2回目の坂のおかわりをしたことを若干後悔しました。。。

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 それでもインナーローでトライしてみると、意外と登れます(喜) しかし、子ノ権現の終盤みたいな道が延々と続くので、かなり厳しいです。。。結構頑張ったのですが、途中でフラットペダルの上で足が滑り、足つき1回目。。。落胆するより先に、「あー、助かった」と、しばらく休憩するヘタレぶり(苦笑) だいぶ体力を回復してから再びトライするものの、だんだん馬鹿馬鹿しくなってきて(笑)、足つき2回目(1回足をついたら、もう何度でも同じ)。なんだかんだで、2回の休憩を挟んで登りました。登り切ったあとにもしばらく道が続いていて、それが未舗装だったりするのですが、観音様は非常に立派なものでした。ここには2度と来ないと思うので(笑)、記念撮影。

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 登り以上に問題なのが下り。。。あまりにも舗装が悪く、フルブレーキでも危険。そして、ハンドルがガンガン上下するので、ブルホーンを握る手の親指と人差し指の付け根がとても痛いです。。。結局、押して下りました。。。押して登らせるならともかく、押して下らせる坂の恐ろしさ。。。私の結論は、「鳥居観音は、自転車で登る坂ではない」ということです(笑)
 もう坂はお腹いっぱいなので、今度こそ有間ダムに直行。名栗湖坂という短い坂がありますが、鳥居観音に登ったあとでは、大した問題ではありません。入口付近の怪しげな壁画(?)の写真を撮って、一気にダムまで登りました。

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 この先には有間峠がありますが、(たしか)いまは通行止めなので、本日の旅をこのあたりで切り上げることに*6。県道53号に復帰し、少し先から県道70号に入り、そのまま飯能駅を目指します。その途中、自転車ブログでよく見かけるレストランHAMACAFE KIKIの脇を通りました。名栗と飯能の間には、他にもいくつか飲食店やコンビニがあって、食事に困らなそうです。
 有間ダムから飯能駅は18kmぐらいでしたが、久しぶりの平地の走りやすさに感激し(笑)、ここだけは平均時速30km以上で駆け抜けました。下り基調だったのもありますが、車が殆どいなかったことも、走りやすかった要因でした。

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 飯能駅からは、輪行で帰りました。本日の総走行距離は71.5kmでした(短いですが、峠多めなので、満腹です/笑)。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:本当は東吾野駅の方から顔振峠に登り、吾野駅の方に下りたかったのですが、コースがよくわからずに断念。。。

*2:最初の分岐を間違えると、高山不動尊という激坂に行ってしまうそうです。私は間違えてそっちに行きかけました。。(汗)

*3:当初は名栗側でランチをする予定だったのですが、電車が2時間遅れたことで予定が狂いました。。。

*4:勿論、道志みちにある山伏峠とは別物です。

*5:つまり、この峠を使うと、西武池袋線の駅から名栗方面に出るのが楽ということです。

*6:電車が2時間遅れていなかったら、また違ったと思いますが、まあ仕方ないですね。