ミニベロ迷走記

折りたたみ自転車に乗って、輪行やポタリング。さて、どこに向かっているのやら(笑)

猪苗代湖一周

 昨日は、ふくいちをしたあと、福島に一泊しました。そして、今日は、猪苗代湖を一周することに。まずは、猪苗代湖畔にある上戸駅まで輪行*1

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 とりあえず、駅からすぐ近くの上戸浜で記念撮影。今日も天気に恵まれました。

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 上戸浜からは、反時計回りで猪苗代湖を走っていきます。湖の北側は、やや交通量が多いですが、湖がよく見えます。

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 目の前には磐梯山がそびえ立つ絶景。

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 距離は短いですが、猪苗代湖サイクリングロードというCRもあります。

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 CRの終点付近には、会津民俗館野口英世記念館などの施設があります。

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 ただ、私はそれらの施設には見向きもせず、たまたま見つけた河京ラーメン館猪苗代店へ(笑) 喜多方ラーメンを頂きます。

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 ラーメンを満喫したら、サイクリングを再開。十六橋水門などに寄り道しつつ、湖の西側へ。

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 なお、猪苗代湖一周コースの西側は補給ポイントがないと批判されていますが、セブンイレブン会津湊店というコンビニを発見(いったん湖沿いのルートから国道294号に出されますが、そのあたりにあります) ただ、私が走ったときは、この西側で強い向かい風に吹かれ、予想外に体力を使いました(苦笑)

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 向かい風に対して呪いの言葉を吐きつつ進んでいくと、黒森トンネルという素敵な名前のトンネルを発見。ここは、アルミやカーボンの自転車は通行不可ですよね?(笑)*2

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 湖の南端を周り、東側に戻るあたりから、また湖沿いのコースに復帰。

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 そろそろ冷たいもの(アイスクリームなど)が食べたいなと思っていたら、舟津公園内にある太田屋食堂でかき氷を発見。早速ブルーハワイを注文したところ、お店の方から「猪苗代湖一周ですか? シールありますよ」と言われ、猪苗代湖のシールを頂きました(多謝)

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 猪苗代湖の東側に戻ってきたら、ゴールは間近。上戸駅がある国道49号との合流地点に到達したら、猪苗代湖一周を達成です*3

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 一周したら、国道49号を(新幹線が停車する)郡山駅方面に走ります。猪苗代湖からだと下り基調ですが、わりと交通量が多く、トンネルなどもあります。運の悪いことに、途中の長いトンネル内でリアのマグネットを落としてしまいました。。。(何かを落とした音には気がついたのですが、トンネル内をトラックと並走していたので、停車することができませんでした)*4

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 標高が下がれば、相対的に気温は上がります。郡山市街は35度以上あって、とても暑かったですが、何とかゴール。本日の走行距離は、88.57kmでした。

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 ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:ここは無人駅なので、Suicaなどで乗ると面倒なことになります(私は、帰りに郡山駅清算しました。。。)

*2:Boardwalkはクロモリフレームなので、問題ありません(笑)

*3:正確に言えば、上戸駅は国道49号の一本裏道にあります。

*4:マグネットがなくても走行にはまったく問題がありませんが、少し輪行がしにくくなります。後日、中華製のマグネットをつけました。

浄土平ヒルクライム

 今年の夏はまとまった休みをなかなか取れないのですが、諸々のスケジュールの隙を突いて(?)、福島に1泊2日で行ってきました。まず、初日は新幹線で福島駅まで輪行

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 そして、在来線に乗り換えて、飯坂温泉駅に移動。今日は、サイクルボールのふくいちコースを走ることに。

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 最初は、ふくしまスカイパークに向けて、ゆるゆると登っていきます。先日の富士いちもそうですが、スタート直後からアップなしで、いきなり登らされます(苦笑)

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 ふくしまスカイパークの次は、本日のメインディッシュである磐梯吾妻スカイライン浄土平を目指します。(どこから計測するかにもよりますが)20km以上に及ぶヒルムライムで、途中から補給ポイントなどもなくなります。特に序盤の高湯温泉までの7.5kmは、平均勾配が8%程度*1。また、午前中から30度以上あって、日陰も少ないため、かなり身体にダメージが蓄積されました。。。

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 ボロボロになりながらも、何とか高湯温泉に到着。本来であれば、ここの観光協会の建物内にある自動販売機が利用できるらしいですが、今日(木曜日)は休み。。。水は多めに持ってきていますが、冷たい炭酸が飲みたかったです。。。

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 また、高湯温泉には無料で利用できる足湯があり、ヒルクライマーにも人気です。しかし、この酷暑の炎天下で屋外の温泉に入る気は起きません。。。そこで私は、道端に流れる水を頭からかぶり、アームカバーやグローブを濡らすことに(苦笑)

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 そこから浄土平まで約15km、炎天下をひたすら登り続けます。標高1000mの地点でも30度を切らないとは、、、今年の夏は恐ろしいです。

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 中盤の不動沢橋が近づいてくると、休憩所の標識があります。トイレのマークがあるので、(飲めるかどうかは別にして)水道がある可能性大なので、寄っていくことにします。

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 やはり飲めない水しかありませんでしたが、顔を洗って、再びアームカバーやグローブを濡らします。今日の気温もあって、予想外の消耗戦(苦笑)

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 ちなみに、少し高台にあるトイレの近くから見下ろすと、不動沢橋がよく見えます。

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 さらにそこから粛々と登り続け、残酷に照りつける太陽と波状攻撃のようにやってくる九十九折りを凌いでいくと、ついに磐梯吾妻スカイラインの絶景区間に到達。ここまでが本当に長かったです。。。

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 360度、日本とは思えない景色が広がっていて、ここまで登ってきた疲労や苦しみも吹っ飛びます。個人的には、渋峠よりも、こちらの景色の方が好きかもしれません。

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 絶景かな、絶景かな。

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 唯一の問題は、写真を撮りたい場所だらけで、なかなか先に進まないことですね(苦笑)

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 早く頂上に着いてほしいような、いつまでも走っていたいような複雑の気分を抱きつつ、浄土平に到着。徒歩でさらに上に行けるようですが、もはやその元気なし(軟弱)

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 当初は浄土平レストハウスでしっかりランチを食べていく予定でしたが、暑さにやられたのか、あまり食欲がないので、軍鶏汁のみを摂取し、飲料水を補充*2

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 レストハウスを出たら、もう少し登って、1622mの道路最高点へ。しかし、なぜ総重量14kg(自転車11kg+Sバッグ3kg)のクロモリ小径車で登っているんでしょうね(今更)

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 このあとは、道の駅つちゆまで一気に下ります*3。下りで少し回復したのか(?)、ようやくお腹が空いてきたので、ここでランチ。地元産の舞茸やこんにゃくを使ったスペシャルセット。うまし!

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 腹拵えが済んだら、ふくいち後半のチェックポイントを巡っていきます。まずは、東北サファリパーク

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 続いて、SEKIYA COFFEE&GOOD TIMESTwitterで見かける自転車のドライブスルーは、ここにあったんですね。アイスコーヒーを飲みたい気分もありましたが、今回は先を急ぐことに。

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 次は、へたれガンダム。このあたりは平地メインなのですが、ちょいちょい数百メートルの登りが入ります。感覚的には、隣町に行くたびにプチヒルクライムという感じです。福島は、町や村の境にアップダウンがあるのでしょうか?

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 そのあとの萱場梨百年祭記念碑は、場所がよく分かりませんでした。サイクルボールの公式アプリのGPSが指す場所に行っても、見当たらず。あとで観光協会の人に訊いたら、「GPSの場所が微妙に間違っているらしい」とのこと。。。でも、近くまで行けば、アプリのチェックインはできます。

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 そして、最後のチェックポイントは、あづま果樹園。なんとここでは、季節の果物(いまは桃)を1つ無料で頂けます(感謝感激!) ついでに、桃ジュースを購入。

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 そのまま飯坂温泉観光協会まで走ってゴール。ここで最後のチェックインをしようとしたら、アプリがフリーズしたので、正確な走行距離と獲得標高は不明です。。。ただ、今回は完璧にコースをトレースして走ったので、公式サイトに記載されている距離110.6km、獲得標高2226mということにしておきます。

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 ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。最後になりましたが、今回のコースを作ってくださった方々に感謝いたします。

*1:平均なので、ところどころ二桁の勾配になります。

*2:一応、パン2つと、羊羹2本、塩タブレットをいくつかは持参しています。

*3:道の駅の直前でいきなり登りになって、少し驚きましたが。

富士山一周

 今日は、急に思いついて、Speed Falcoで富士山一周(富士いち)をしてみました。Speed Falcoは、リアホイールの不具合でしばらくお休みしていましたが、昨日カルマックスタジマさんで直して頂いて、ようやく完全復活。そして、富士いちのコースは、サイクルボールの富士いちコースを使わせて頂きました。
 まずは、御殿場駅まで輪行で移動し、駅前の富士山御殿場・はこね観光案内所からスタート、、、しようと思いましたが、ツール・ドのアプリの使い方がよく分からず、10分近く悩みました(汗)

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 どうにかこうにか出発したら、山中湖方面に向けて、ゆるゆると登っていきます。スタートしてすぐに富士山が見えるので、テンションが上がります。

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 スタートから11kmほど走ると、最初のチェックポイントである道の駅すばしりに到着。まだ補給が必要な段階ではないので、トイレ休憩だけにして、序盤の山場である籠坂峠に向けて登っていきます。

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 籠坂峠はそれほどきつい峠ではないので淡々と登っていきますが、暑いです。。。距離でも勾配でもなく、気温が最大の難敵(苦笑) 額から汗を流しつつ、頂上に到着。

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 籠坂峠を越えたら、山梨側に一気に下って、山中湖交流プラザきららへ。富士山に雲がかかってしまいましたが、天気にも恵まれ、気持ちよく走ることができました。

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 景色が良すぎて、ちょくちょく写真撮影をしたくなってしまい、なかなか先に進みませんが、忍野八海へ。ここに入るのは子供の頃以来のような気がします(普段はそのまま脇を通過) 富士山の雪解け水で、リフレッシュ。

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 忍野八海の次は、道の駅富士吉田モンベル富士吉田店) サイクルボールの富士いちコースの前半は、チェックポイントが短い間隔で設定されています。

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 ここで小腹が空いていたので、道の駅で冷やしうどんを食べることに。かなりコシの強いうどんで、期待以上に美味しかったです。また、コップが富士山のデザインなのもかわいいですね。

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 うどんを食べたら、河口湖方面へ。河口湖大橋を渡って、大石公園を目指します。今回のコースの中では、山中湖や河口湖のあたりが最も美しい景色であったように思います。

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 大石公園では、水分補給。コーラをその場で飲み干し、麦茶は背中のポケットへ。

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 水分を補給したら、西湖の脇を抜けて、鳴沢氷穴へ。空いていたら入ってみようかと思っていましたが、激混みだったので断念。。。

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 当初はこのあと道の駅なるさわで軽く補給していく予定でしたが、あまりお腹が空いていないのでパス(安定のノープラン) 県道71号で富士宮方面に一気に下っていきます。余談ですが、この県道71号も、もう少し西側にある国道139号も「少し登って、延々と下り」というイメージですが、意外と序盤の登りが長いと毎回思います(汗)

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 ご褒美区間をガンガン下って、富士ミルクランドへ。ここに寄ったのは、ここがチェックポイントだからですが、折角なのでアイスクリームを食べていきます。暑い日のアイスは最高ですね。

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 ご褒美のあとは、富士いち最大の難所。先日見た動画では、「ここまでは、あくまで序章」「ここまでは誰でも来られる」「ここからが本当の富士いち」と言われていた(笑)富士山こどもの国までの約25km。あまり変わらない景色の中、延々と地味な登りが続く区間。また、自動販売機すらない無補給区間もそこそこ長いので、初心者殺しかもしれません。なお、これは余談ですが、その途中にある奇石博物館がとても気になります。いつか立ち寄ってみたいです。

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 登っていくうちにだんだん曇ってきて、日差しが弱まってきました。それはそれでよいのですが、逆に湿度が上がったようで、依然として汗が止まりません。。。やや単調な坂に飽きてきた頃、ようやく富士山こどもの国に到着。ここからの富士山が見えないのは、やや残念。

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 富士山こどもの国を過ぎ、下り区間に入ると、反対車線にある十里木ドライブインのところに自動販売機があります。ここからゴールまでは特に難所がありませんが、最後の休憩ということで、スポーツドリンクを飲みました(アイスティーは、背中のポケットへ)

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 最後のチェックポイントは、須山浅間神社。普段ならここに立ち寄ることはなさそうですが(私はあまり寄り道をしないタイプなので/笑)、こういう機会に様々な場所を訪れることができるのは良いですね。

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 須山浅間神社にお参りしたら、御殿場駅に向けて戻っていきます。今日は完全にのんびり旅になっているので、ゴール地点直前(本当に直前)でも機関車の撮影(笑)

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 そして、富士山御殿場・はこね観光案内所に戻ってきて、ゴール。公式アプリによる計測では、所要時間は8時間18分(のんびり/笑)、走行距離136.9km、平均速度16.49km/h、獲得標高2244mでした。富士山一周、意外と富士ヒルよりも獲得標高があるんですね。

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 ゴール後、帰りの電車まで30分以上あったので、駅の売店で五平餅を食べました。

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 ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。最後になりましたが、今回のコースを作ってくださった方々に感謝いたします。

下谷七福神めぐり

 今日は、CarryMeで下谷七福神をめぐってみました(ルート案内はこちら) お年寄りが徒歩で回れる距離なので、極小径車によるポタリングにぴったり(?)です。まずは、JR鶯谷駅の北口からスタート。

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 このあたりには手頃な飲み屋がたくさんありますが、その代表格(の1つ)が駅前にある信濃路*1。そして、何とその真上にあるのが、最初の目的地である元三島神社です(飲み屋の2階にある神社というのも珍しいですね/笑)

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 とはいえ、こちら側からは入れないので、信濃路に向かって左側から回り込んで、入り口へ*2。元三島神社には、寿老神が祀られています。

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 元三島神社を出て、言問通りを入谷方面に数百メートル進むと、朝顔まつりで有名な入谷鬼子母神があり、ここには福禄寿が祀られています。

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 入谷鬼子母神を出たら、ほんの少しだけ鶯谷方面に戻って、金杉通りへ。ここにあるサウナセンター、泊まることはないと思いますが、とても気になっています(笑)

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 それはさておき、サウナセンターの並びにある英信寺には、大黒天が祀られています。

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 続いて、英信寺のすぐ裏手にある法昌寺には、毘沙門天が祀られています。あまりにも近距離の移動が続くため、ロードバイクなどは持て余すと思います(笑)

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 ちなみに、法昌寺のすぐ近くには、大盛り海鮮丼で有名なさいとうがあります。非常におすすめのお店ですが、いつも行列ができているのが玉に瑕*3。なので、これまたすぐ近くにある肉のえびすやでコロッケなどを補給するのが現実的かもしれません。

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 法昌寺を出たら、昭和通り国道4号)を少し北上。サイクルベースあさひを少し過ぎたあたりを右折すると、弁天院があります*4。ここには、弁財天が祀られています。

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 弁天院から東に進み、国際通りを渡ると、飛不動尊があり、恵比寿が祀られています。

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 すぐ近くには、一葉記念館があります。また、ほぼ吉原と言ってよい立地なので、他にも様々な歴史的スポットがあります*5

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 そして、飛不動尊から三ノ輪方面に少し北上すると、最後の寿永寺があります。実は私、この寿永寺だけは初訪問なのですが、、、扉が閉まっています。。。

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 しかし、貼り紙を見ると、参詣時間のはず。。。どうやら、(上の写真の右側に写っている)小さな黒い扉から入ることができるようです*6

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 入ってみると、本堂の扉も閉ざされていましたが、その脇に布袋像を発見。これにて、下谷七福神をコンプリートできました。

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 ちなみに、鶯谷駅前から寿永寺までの走行距離は、驚愕の3.18km!!! 318kmでも31.8kmでもなく、3.18kmです(笑) 何という、ゆる過ぎるポタ。。。このコースで走ると、三ノ輪駅付近がゴールになるので、すぐ近くの都電カフェでランチをしたり、飲み物やケーキを楽しむのもオススメです*7。もっと走りたい人は、浅草名所七福神めぐりや谷中七福神めぐりをセットでどうぞ。

*1:私は、すぐ近くにある、ほぼ同じコンセプトの東瀛という店の方が好きです(どうでもいい情報)

*2:右側からも行けますが、左側からの方が若干近いです。

*3:今日は、休みでした。あと、すぐ近くのiriya plus cafeのパンケーキもおすすめ。

*4:このサイクルベースあさひの向かい側にある世話というネパール料理屋もおすすめ(もはやグルメ案内になりつつありますね/笑)

*5:こちらについては、いずれ機会があったら、吉原や山谷あたりの、ダークツーリズム的なポタリングの記事でも書きたいと思います。

*6:たしか、同じ台東区にある平賀源内の墓も、閉まった扉を自分で開けて入るスタイルでした。

*7:私は昨日行ったばかりなので、今回は行きませんでしたが、サイクリストフレンドリーなお店なので、本当にオススメ。

大弛峠・上日川峠ヒルクライム

 またしても急な思いつきで、Boardwalkで大弛峠と上日川峠に行ってきました。まずは、終電で塩山駅まで輪行。駅前の武田信玄像が見送ってくれました(気のせい)


 このあたりには24時間営業のファミレスなどがないので、ファミリーマート塩山小屋敷店でのんびりと時間調整。パスタとオレンジジュースはここで摂取し、残りは補給食としてバッグへ。

 午前1時頃にクリスタルラインに入り、約30km先の大弛峠を目指します。いきなり市街地から、5㎞以上も平均8%登りが続きます(白目) 市街地を抜けると、先日の毛無峠以上の真っ暗。イタチやタヌキなどがコース上を行き交い、周囲からは私が聴いたことのない動物の鳴き声。。。


 中盤は10%以上の坂が続きますが、シッティングで淡々と登っていきます。塩山駅から約20kmほど登ったところにある琴川ダムの近くにラスト自販機があるので、そこで小休止。


 ダムを越えると、本格的な林道区間(約15km)に入ります。さすがに1つの峠としては日本で最も獲得標高の大きな峠であり、日本で最も標高の高い一般車両が通行できる車道を目指しているだけあって、長いです。。。ただ、最近は20km以上のヒルクライムを頻繁にしているので、心や脚が折れることもなく、粛々とクランクを回していきます。


 日の出前の午前4時半頃、頂上(2365m)に到着。駐車場には、車中泊の人や登山客のものと思われる車が多数。周りの登山客の人に、「え、その自転車でここまで来たの?」と驚かれました(笑) 気温は11度くらいで、涼しいというよりは寒いです。

 駐車場に自転車を停めて、「夢の庭園」という展望台まで少し登山道を登ります*1


 展望台に到着すると、ものすごい絶景を見ることができます。今日は強い風が吹いていて寒かったですが、晴れた昼間などは非常に気持ちがよいと思います。


 景色を満喫したら、寒いので下山することに。ヒルクライム中はずっと真っ暗だったので、下りながら「へー、こんな景色だったんだー」と確認(笑) 冗談はさておき、ダムより上の林道区間はエモいので、非常に楽しいです(特に下りは)


 ただ、下りは冷えるので、行きにも立ち寄ったダム脇の自動販売機でホットコーヒー休憩。

 コーヒーで温まったら、一気に下界まで。頂上から30km以上下り続けるので、なかなか坂が終わりません。



 下界に降りたら、桔梗信玄餅工場テーマパークのアウトレットショップへ。休日なので、開店前に行って、少し並びます*2。その甲斐あってか(?)、お目当ての信玄餅を半額でゲット。激安の桃も気になりましたが、やはり自転車では持ち帰れないので、またしても断念。


 まだ午前中ですが、当初はここまでの予定しか考えていなかったので、このあとどうしようか、少し悩みました(安定のノープラン) 少し前に行きそびれた上日川峠に行こうかと考えましたが*3、気温が30度を超えているので、悩みます。。。とりあえず、近くのセブンイレブン甲斐大和店まで移動し、腹ごしらえ。冷やしそばを食べて、コーラを飲んだら、残りは補給食に。明らかに危険な暑さなので、自宅から持ってきたウォーターボトルの他に、ペットボトルを2本持ちます。荷物にはなりますが、熱中症対策。

 長めの休憩をとったあと、腹をくくって、上日川峠を目指すことに。序盤のルートは、少しでも涼しそうな(?)林道大志戸線をチョイス。しかし、甲斐大和駅の裏から林道に向かうと、市街地の坂の斜度が鬼畜。。。15%以上は確実、部分的には20%くらいあるのではないかという激坂。


 ダンシングで激坂をしのいで、林道の入口にたどり着くと、、、まさかの通行止め(号泣) いや、だから、いつも言っていますが、、、登る前に教えてください(切実)

 仕方がないので、国道20号にいったん降りて、県道218号で上日川峠に向かうことに。いきなり11%で、その後もきつい勾配を何度も登らされます。さらに炎天下なので、完全に私を殺しにかかってくる道。。。こんな道を19kmも登るのか、と軽く絶望。。。


 以下の写真では分かりにくいかも知れませんが、やばい角度の九十九折りもあります*4

 かなり多めに水分補給をしたり、5kmおきくらいに塩タブレットを舐めたりしていましたが、やはり直射日光で頭が少しクラクラします。。。途中で見かけた公衆トイレの手洗いの水をかぶらなければ、危なかったかも知れません。標高が上がるにつれて気温が下がっていきますが、(夏場は)いかに序盤と中盤をしのぐか、が課題となります。

 大菩薩湖(上日川ダム)が見えてくると、ゴール間近。

 最後は少し下りになって*5、上日川峠(1585m)に到着。いやあ、この峠も長かったです。峠に湧き水があるので、思う存分ガブ飲みして、顔を洗います。


 峠は観光バスだらけだったので、少し休んだら、いま登ってきた道を引き返します(反対側の道は全面通行止め) 甲斐大和駅まで降ったら、そこから輪行で帰ることにします。駅近くの武田勝頼像が見送ってくれました(気のせい)


 本日の走行距離は137.28km、獲得標高は3503mでした。ミニベロで獲得標高が3500mを超えたのは初めてかも知れません。ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:この展望台は本当におすすめですが、ビンディングシューズで登るのは大変かも知れません。

*2:開店したらすぐに入れましたが、出る頃には長蛇の列になっていました。

*3:このブログには書いていませんが、先日自宅から自走で柳沢峠を越えて、塩山側に降りたあと、上日川峠に登ろうとしたら、塩山側が全面通行止めでした(現在も、こちら側は通行止めのまま)

*4:写真の左上にもガードレールが写っています。

*5:つまり、このルートの最高地点は上日川峠ではなく、その手前にある名もなき峠(?)です。