ちょっとBromptonを持って、関西に行ってきました(唐突) そこで、折角なので(?)大阪府と奈良県の境にある十三峠に登ってみることに(やはり唐突)。十三峠は、距離4.1kmですが、平均勾配9.2%(最大勾配14.7%)もあります。Speed Falcoならともかく、Bromptonで登りきれるのか、若干不安です。。。しかし、悩んでいるうちに近鉄の服部川駅に到着してしまったので、後先考えずに挑戦することに。
駅から少しだけ北上し、「大竹7丁目」交差点を右折すると、登坂スタート。私のBromptonは4速しかないので、最初からロー(20T)に落とします。
景色のいい九十九折りが連続し、路面の舗装もいいので、かなり良質なヒルクライムのコースです。
そして、ヒルクライム関連のブログ記事でよく見かけるカーブ。
このカーブを過ぎると、斜度がきつめの急カーブが連続します。やはりもう1〜2枚軽いギアが欲しいところですが、残り3km弱ですし、最大勾配も15%もないので(斜度感覚崩壊中)、気合いでガンガン踏んでいきます(ローでも重めのギアなので、「回す」というよりは「踏む」という感じ)。
そのまま頂上にゴール。最近は100〜200kmを走ったあとで峠に登ることが多かったですが、足がフレッシュだと登りも格段に楽ですね(当たり前) 極限まで追い込んだ訳ではありませんが、わりと真面目に登って、25分ほどでした*1。
頂上で少しだけ休んだら、麓まで一気に下ります。Bromptonの純正キャリパーブレーキは効きが1〜2秒遅れる感じなので、精神衛生上あまりよろしくありません。。。
この後は、もう少し北にある暗峠にも寄っていくことに(無謀) 暗峠と言えば、距離は2.4kmしかありませんが、平均勾配16.8%、最大勾配41.0%という激坂中の激坂。私などが気軽に挑戦していい坂ではありませんし、挑戦するにしても乙女ギア搭載の軽量ロードバイクが必要ですが、まあ、観光ということで(笑)
十三峠から住宅街を抜けて、近鉄の枚岡駅に向かいます。駅前で、枚岡神社という立派な神社を発見。
そして、神社を過ぎると、禍々しい暗峠の入口に到着。序盤で、すぐに勾配20%を超えます(汗)
浮きかける前輪を押さえ込み、じりじりと数百メートルほど登ると、小径車殺しの太い溝。。。最初の3つはクリアしましたが、4つめに見事にはまり、足つき。。。このあとも太い溝が延々と連続し、激烈な斜度が続くため、相当に厳しい坂です。
本当に激烈な坂なので、少し乗って、少し休憩して、あまりに厳しいところは素直に押しつつ、上を目指します。普通のヘアピンカーブはカーブの部分が最もきついと思いますが、暗峠の場合は、曲がり切ったところから一段ときつい坂になります(衝撃が大き過ぎて、写真はなし)。
もはやサイクリングなのかハイキングなのか分かりませんが、青息吐息で頂上に到着。この写真を撮るためだけに、この坂を登るのは割に合いません。。。
とりあえず、目の前にあった峠の茶屋に入ることに。梅酢のソーダ割は、さっぱりしていて、疲れた身体に染みわたります。
この茶屋で逆側から登ってきたローディさんと少しお話ししたのですが、「いやー、しんどいんで、ここは1回でいいですよねー」と意気投合(?) また、どう考えても下りが危険なので、「お気をつけて」と言い合って、お別れしました。実際、下りは恐ろしく*2、時速5〜10kmで下っていたら、ブレーキを握る両手が痛くなりました。。。*3
命からがら下山したら、最寄りの枚岡駅から野田駅まで輪行して、大阪に来るといつもお邪魔するVelo Kitchenへ*4。たまたま試乗会をやっていたので、STRiDA MultiCamに乗せてもらいます。ブロックタイヤの乗り心地に興味があったので、ちょうどよかったです。
昼からアルコールを摂取してしまったので、もう自転車に乗れません(確信犯/笑)。本日の走行距離は、26.99kmでした*6。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。