ミニベロ迷走記

折りたたみ自転車に乗って、輪行やポタリング。さて、どこに向かっているのやら(笑)

和田峠〜相模湖〜津久井湖ぶらり旅

 今日は、和田峠に登ったあと、相模湖や津久井湖などをぶらりと走ってきました。走ったコースは、大体以下のような感じです。

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 まずは、御茶ノ水駅から高尾駅まで輪行。駅前のコンビニでパンでも買おうかと思っていたのですが、改札口にある一言堂のモーニングが気になりました。トーストのような洋食だけでなく、めのはご飯セットという和食があったため、思わず入店。店内も比較的空いていたので、輪行袋に入れた自転車もそのまま持ち込ませて頂きました。セットのドリンクは、黒豆コーヒー。予定外にちゃんとした朝食を食べることができて大満足。

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 食後、高尾駅から15kmほど離れたところにある和田峠を目指します。しかし、駅前の都道46号を走り出してわずか1分ほどで、勾配10%の標識。。。

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 駅の近くは交通量が多いですが、川原宿の交差点から陣馬街道に入ると、景色が一気に田園風景に変わります。車も殆どおらず、非常に走りやすいです。また、私はスルーしましたが、陣馬街道沿いに夕やけ小やけふれあいの里という施設があって、トイレや自動販売機、食堂などがあるようです。

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 さらに進むと、和田峠の麓にある陣馬高原下バス停に到着します。私は、ここで水分補給とトイレ休憩をしました。

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 正直、いまの自分が和田峠を越えられるか、非常に不安でした。これまでに登った峠は裏ヤビツ都民の森のように長い距離をかけて標高を稼いでいくタイプが多かったので、勾配10%以上が頻発する和田峠のような本格的な峠を前にナーバスになっていました。。。しかし、4km程度の登りなので、もしダメなら押して上がってもいいし、下ってきてもいいと腹をくくり、登坂を開始。

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 事前に動画で予習していたとおり、最初は緩やかな坂で始まります。しかし、無理をせず、早くもインナーローにギアを入れて、のんびり登ります。中盤以降の激坂エリアでは、カーブは(体重を使って)休むダンシング、直線はインナーローを軽く回すという作戦でのぞみ、勾配が10%を切る休憩区間(?)はできるだけ「遅く」走ることで心拍数を下げました。私のような貧脚ライダーは、極力体力を使わずに登ることで完走を目指す、という弱者の兵法をとらざるを得ません(苦笑) 幸い、登坂中に他のライダーに出会わなかったので、マイペースで登ることができました*1。そして、陣馬高原下バス停を出発してから23分後に頂上に到着(珍しく時間を計測)。別に大して速くもないのですが、約12kgあるクロモリの折りたたみ自転車でも足つきなしで登れたので、本人的には大きな達成感が得られました*2

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 5分ほど頂上で休んだあと、藤野側に下りました。鬱蒼とした林道の高尾側と違い、舗装も景色も抜群で、非常に気持ちがよかったです*3

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 藤野まで下りたあとは、甲州街道を高尾方面に戻って、1週間ぶり(笑)の相模湖へ。ここでボトルに水を補給し、先週と同じく相模湖大橋を渡って、湖の南側へ。ただし、さすがに牧馬峠には登らず、国道412号で津久井湖方面に向かいます。そして、道志川を渡った三ツ木から国道412号で宮ヶ瀬湖方面へ。お目当ては、宮ヶ瀬湖ではなく、先週(急遽ヤビツに行ったことにより)行き損なったオギノパンです。オギノパンに向かう道は結構アップダウンがあるのですが、和田峠の帰りなので、特に気にならず、アウターでどんどん越えていきます。
 オギノパンでは、あげぱん、竹の子おやき、丹沢あんぱん(紫いも)の3つを買い、敷地内で食べました*4。特におやきが美味しかったので、次回は他の味もぜひ試してみたいと思います。ちなみに、オギノパンでは、7月22日にESRロードバイク試乗会をやるみたいです。

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 オギノパンのあとは、すぐ近くの服部牧場へ。すぐ近くではあるのですが、急な坂を下ったあと、急な坂を登らないといけません。。。何となく、牧場は大体高台にあって、坂を登らないといけないイメージ。。。

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 この服部牧場は、私がこれまでに自転車で(アイスクリーム目当てで)訪れた牧場の中では最も大きく、とても素敵な空間でした。まあ、今回は(今回も?)牛や馬と戯れることなく、肉汁したたる粗挽きソーセージとリッチミルクのジェラートに舌鼓を打っていただけですが。。。オギノパンと服部牧場はどちらも気に入ったので、宮ヶ瀬湖近辺に来ることがあったら、また訪れたいです。

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 さて、ソーセージとジェラートを満喫したあとは、ここまで来た道を引き返し、途中から県道513号に入り、津久井湖に向かいます。津久井湖までは下り基調で、その後は平坦でした(今回唯一の平坦区間)。

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 津久井湖からは、国道413号を橋本方面へ。そして、橋本駅から神保町駅まで輪行し、そこからは自走で帰りました。神保町駅で自転車を展開しようとしたところ、とんでもない強風で自転車が倒れ、左のバーコンにバッチリ傷がついてしまいました。。。これは、Dura-Aceのバーコン(10速用)に買い替えなさいという神のお告げでしょうか?(絶対に違う/笑)*5 冗談はさておき、早くも梅雨明けしたようで、自転車に乗るのが厳しい季節になってきました。。。平地のロングライドは危険なので、短時間で達成感が得られるヒルクライムとか、いいかも知れませんね。高地に登れば、多少は気温も低いですし(適当) それはそうと、今回の総走行距離は、66kmでした。
 ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:ハイキングの方には、頂上まで1kmぐらいの地点でお会いしました。

*2:頂上には、恐らく反対側から登ってきたローディーさんが2人いて、登ってきた私を見て「え、その自転車で来たの?」という顔をしてい(るように感じ)ました(苦笑)

*3:ただ、高尾側の林道は、木が日差しや風を遮ってくれるので、登るには向いている道だと思います。

*4:いま見返したら、ソロボッチさんも和田峠の帰りにオギノパンに寄られていました。先週、私が気まぐれでコース変更したことにより、まさかのもろかぶりで申し訳ありません(笑)

*5:現在は、Ultegraグレードの8速用のバーコンのインデックスを切ることで、リア10速に対応させています。フロントディレイラーも8速用で10速を変速させていたり(なので、フロントギアの切り替え時にチェーンがよく落ちる)、わりと無理くりなところがあります。。。